2019年2月24日日曜日

久しぶりの海外旅 インドネシア④

 <バリ島の遺跡巡りと夕暮れのケチャックダンス!>


 バリ島最期の日も寺院巡りから。
 ここは現役のジャガナタ寺院。この日はヒンズーのお祭りの日で、多くの市民がお供えをもって祈っていました。









 こちらは「バリで最も美しい寺」という世界遺産のタマンアユン寺院です。




 ここは17世紀に匡寺として建てられたとか。


 多くの建物が11層もあり、日本の五重塔を連想しました。

  堀に囲まれた所も日本との共通性を感じました。


  バリ島はサーフィンなどのマリンスポーツを楽しむ若者から、遺跡巡り、伝統文化を味わいたい熟年まで大いに楽しめそうです。
 ただ、お酒はビール程度なので、酒好きな方はウイスキーとかを持ち込んだ方が良いかも・・・

久しぶりの海外旅 インドネシア③

  <伝統ダンスと王宮&高原>

  
 バリ島は芸能と伝統文化の島と言われます。中でも踊りはヒンズー教の影響もあり数多くのダンスが残されています。

 ここは3大伝統ダンスの一つ、バロンダンスの専用劇場です。

 舞台に向かって左側に陣取るのは音楽隊。正面に舞台があります。

 レゴンダンスは善悪の戦いのストーリーで、日本の歌舞伎に似ているかも?

 おどけ役で猿に扮した俳優?が熱演していました。後はバリ風の獅子舞?です。

 踊りは基本的に二人のペアで。

 踊りの鑑賞の後は、標高約1500メートルのキンタマーニ高原へ。湖もあり、バリの自然を満喫できます。

 今は12月から2月の間は雨季ですが、この日は運よく晴れ間が見えました。
  
 こちらはライステラスと呼ばれる棚田。

 ここは主に観光用で、広い棚田は別なところにあるそうです。
 バリでは2期作、3期作が当たり前だとか・・・

 再び遺跡巡り。バリの遺跡は比較的新しく、17、18世紀頃のヒンズー建築です。
 ここはそれより古い、11世紀ごろの古代遺跡ゴアガジャです。

 1954年に林の中から”発見”されたのだとか。

 ここは淋峪場だったところです。

  
 ゴアガジャとは「象の洞窟」という意味で、中は約10メートルほど。
 ヒンズーの神々の小さな像があり、瞑想、修行する場所だったようです。





 夕食のレストランでは華やかなレゴンダンスが楽しめました。
ストリー性は無く、ペアの踊りがメイン。ハワイアンダンスを思わせる手の動きが特徴的です。






バリ島は噂通りの魅力ある島です。
特に中心のウブドの街は、寺院と伝統屋敷、店、工房が混在し、ゆっくり歩きたくなりました。

2019年2月23日土曜日

久しぶりの海外旅 インドネシア ②

  <世界遺産の仏教遺跡・ボロブドゥール>


 今回のインドネシア旅行の最大の目的は、このボロブドゥール遺跡。世界遺産で、仏教関連では世界最大級の遺跡です。
 紀元9世紀ごろの建築で、長い間火山灰と木々に覆われていて、19世紀ごろに”発掘”されたとか。




 朝日鑑賞のため、ホテルを午前3時出発で向かいましたが、あいにくの曇り空。




  
 数百のストゥーバ(仏塔)があり、うち二つは上の屋根の部分が取れて仏像が優しい表情をのぞかせています。

  要所には狛犬のようなものがにらみを利かせています。



  壁には仏陀の一生の物語を描いたレリーフがあります。


 近くのムンドゥド寺院。この中には5,6メートルの、この地域では最大の仏像があります。












 座り方が独特ですね。













 左右にも仏像があり、日本の仏像と近いものを感じました。

  この日泊まったのはシェラトンホテル。




 中には広大な庭があり、部屋から出てそのまま散歩も出来ます。


  リゾートホテルらしく広いプールもあり、のんびりできます。
 つかの間の贅沢気分を味わいました。
 夕方にはいよいよバリに向かいます。

2019年2月22日金曜日

久しぶりの海外の旅 ”インドネシア”へ ①

 <古都・ジョグジャカルタ周辺は世界遺産&遺跡だらけ>


 イタリアから帰国して以来、1年半ぶりの海外の旅。初めて訪ねるインドネシアです。
 まず訪れたのは古都・ジョグジャカルタ。今日との姉妹都市とか?
 ここはクラトンと呼ばれる王宮です。スルタン(王)は住んでいませんが、一部を有料で公開しています。


 中には影絵劇と演奏の屋根付きのコーナーもあり、時間によって上演や生演奏もあります。












 これは少しボケていますが、日本から贈られた高級な花瓶とか?
 


 ここは離宮に向かう道。

 このような赤い瓦屋根がインドネシアの民家の特徴です。

 こちらはタマンサリという水の離宮です。王様が美女たちの泳ぐ姿をのぞき見て、夜伽の女性たちを選んだとか・・・・

 美しい水で、スペイン・グラナダのアルハンブラ宮殿思い出しました。

 近くには影絵や土産物の工房がありました。

 こちらはバティックという、インドネシアの「ろうけつ染め」の工房。

 型押しは男性、手描きは女性が担当していました。

 少し郊外に移動して、世界遺産のヒンズー寺院・プランバナンを訪れました。

 9世紀ごろの建築で、最大級の大きさと美しさです。

 ヒンズーなので、なんとなく雰囲気はカンボジアのアンコールワットを思い出しました。

 遠足にやってきた小学生のグループに囲まれ、英語による質問に答えてあげました。

 遺跡の中はとても広く、こんな観光バスも走っています。

 夜はレゴンダンスも観られるレストランで食事。

 スープはチキン&野菜スープが中心で、焼き鳥や、チャーハン(ナシゴレン)などが定番です。


  ブッフェスタイルで、好きなものを選んでいくと、このようなワンプレート状態に・・・
 野菜炒めやフルーツは美味しいのですが、ごはんが想像以上にパサついていて、日本人には少し合わないかと思いました。
 肉は値段の関係か、チキンばかりでした。