<イタリア語仲間のイタリア歌曲>
私が通う高田馬場のイタリア語教室の”同級生”で、ソプラノ歌手の卵、五味由利子さんの初のリサイタルが東京・大塚の音楽堂ホールで先日午後行われました。
30数席の小さな会場ですが、音響が良く楽しめました。
五味さんは、この7月から約1か月、イタリア・ミラノに短期留学し、イタリア語と歌のレッスンをして、帰国したばかりです。
この日歌った歌は全部で12曲。
1曲だけドイツ語でしたがその他は全てイタリア語の歌曲で、おなじみのオペラなどから選んでいました。
バリトンの佐藤さんとのデュエットも2曲あり、情感と迫力がありました。
留学の成果か、イタリア語の発音も滑らかで、歌声もとても伸びがあり、感心しました。
これは当日歌った歌の手作りの歌詞集です。
イタリア語、ドイツ語の歌詞と、その対訳が書かれていて、歌の意味が誰でも分かるように工夫されていました。
まだ20代の若い五味さん。
緊張しながらも、お客さんを前に歌える喜びも感じたようです。
今後の可能性を感じる初リサイタルでした。
私はあまりクラシック系の歌は好きではなかったのですが、イタリアでオペラを幾つか見てから、今は次第に惹かれています。
またチャンスがあったら、じっくり味わいたいですね。