2016年4月13日水曜日

世界遺産 宗教都市アッシジ 日帰りはモッタイナイ!

  <アッシジは色々な魅力あり!>



  フィレンツェから日帰りで行ける街は殆ど訪れた感があり

ますが、最後に残ったのがここ「アッシジ」。

 トスカーナの隣のウンブリア州で、ペルージャに次ぐ大き

な街です。

 ここは日本でいえば伊勢や高野山の様に神社、寺院を中

心とした「宗教都市」です。

 各駅停車で約2時間40分。ゆっくりと田園風景を見ながら

やってきました。旧市街は小高い丘の上にあり、駅からバス

でジグザグと坂道をあがり、このヌォーヴァ門から入りま

す。


 中心部までの道沿いは、土産物から日用雑

貨まで売っているテント張りの店が並んでいま

す。












 アッシジは丘の上に街があり、眺めの良さは

先日訪れた美しき丘の上の街・ウルビーノに引

けを取りません。











 もう一つのアッシジの魅力は、古いたたずま

いの住宅街です。

 裏通りを歩いていると、「中世の街」と言われ

る隣りのペルージャを連想しました。










 さらにもう一つ、絶壁の上にある城塞跡。

 こちらは矢張り城塞からの眺めが素晴らしい

サン・マリノ共和国とそっくりです。

 







 城塞の中に写真コーナーがあり、5月初めに

行われる春祭り、「カレンディ・マッジョ」の写真

がたくさんありました。

 中世の頃の衣装を着た市民の行進です。









 こちらは「ミス・アッシジ」でしょうか?

 中世の衣装が良く似合っていますね。











 楽器もヴァイオリンやタンヴァリンのほか、ギ

リシャでも見かけた、先がくびれて、胴体はマン

ドリンのような楽器が映っています。











 こちらは、いわば城の「本丸」から出先の「塔」

までの通路です。

 人が一人やっと歩けるぐらいの大きさの通路

が中に隠れています。

 ここからはウンブリア州の山々が一望できま

す。遠くの山の上にはまだ雪が残っていまし

た。




 街中に戻って初めに訪れたのが、街の中心のコムーネ広

場にあるミネルヴァ神殿。

 ここはローマ時代に建てられた建物で、現在はキリスト教

会になっていました。













アッシジはもう一つのお楽しみ、ドルチェの味も

中々の物でした。

 中心街の店先のお菓子。焼き菓子系がとても

美味しそうで、2種類買い求めてしまいました。

 値段はそれなりにしたのですが、ナッツ類やド

ライフルーツが一杯詰まって重く、とてもオトク

で美味しいと感じました。



 さて、こちらがアッシジのメインの「サン・フラン

チェスコ教会」です。普通は「ドゥーモ」と呼ばれ

るのがその町の一番大きな教会なのですが、

アッシジは、この町が生んだ聖人・フランチェス

コを偲ぶこの教会が一番です。なので、入り口

には常時警備兵が常駐しています。






 教会の1階は、いわばジョットによる「フランチ

ェスコの生涯」を描いた絵画館です。

 この絵は有名な「ハトに教えを諭すフランチェ

スコ」です。








 中世の聖人・フランチェスコは、アッシジの裕

福な家に生まれた放蕩息子だったそうで、キリ

ストお告げで、一転して贅沢を避ける清貧な生

活を送ったそうです。

 日本にも彼の教えの影響を受けた僧侶たち

が布教にやってきています。(戦国時代にやっ

てきたフランチェスコ会です)



 この教会は地下も大変広く、壁のフレスコ画、

全体のデザイン、中東的な雰囲気の柱など、見

応えがありました。









 教会は、丘の上にある旧市街の外れにあり、

地下階から出ると、大きな広場になっていて、

イスラム的なデザインの廊下が広場の周囲を

囲っています。









 こちらは旧市街地の住宅街で見つけた家の

前の飾り。恐らくこの家の仕事や役割を表して

いるものだと思います。














 アッシジは宗教都市。その代表的なドゥーモ

がこちらです。

 サン・フランチェスコ教会よりは小さいものの、

中々味のある教会でした。








 この教会は訪れる人も少なく、じっくりとファランチェスコの

生涯や果たした仕事に思いをはせることが出来ます。



 













   さらに、もう一つの重要な教会が「サンタ・キアーラ教会」

です。

 清貧なフランチェスコにならって、街の人々のために尽くし

た聖女サンタキアーラを偲ぶために作られた教会です。













 ヨーロッパ]各地に「聖人」をまつる教会は多いのですが、

「聖女」を祭る教会はそれほど多くは有りません。

 それだけ、彼女がアッシジの人に慕われていた証だと思

います。














  フランチェスコの亡き後、その清貧さを継ぐよ

に活躍した聖女サンタ・キアーラは、様々な絵

画などで今も慕われています。

 キリストに加えて、マリアが慕われているよう

に。人間はいつも「母性」を求めるのかもしれま

せんね・・・・・・






 ということで、アッシジは「眺めが良い」「街を

見渡す城壁がある」「古い重要な教会がある」

「市街地が中世風の面影がある」など、訪れる

街として、すべての条件を備えた街だと思いま

した。








































































































































































2016年4月8日金曜日

ギリシャを訪ねる 昼&夜の顔にアッテネ!

  <夜のパルテノンも最高!>

*ギリシャは「EU離脱か?」と心配されましたが、何とか残って緊縮財政を進めて、財政改善を図っていますが、どうなることか?
 鉄道なども65歳以上は半額とか、高齢者への配慮はありがたいのですが、もう少し公務員を減らすとか、締める必要はありそうです。


 エーゲ海で一番人気の島サントリーニから、7

時間半の船旅を終えてアテネのホテルに着い

たのは前日の夜中の12時でした。

 なので、朝は少しゆっくり起きて近所の散歩で

す。このあたりは中心街に近いのですが、裏通

りに入ると庶民的な店が一杯。この辺りは雑貨

屋さん、金物屋さん横丁です。




 トルコ、インド、そしてギリシャでも、同業者が

集まって通りを形成するケースが何故か多いよ

うです。

 ここは香辛料屋さん。朝から大勢の人が並ぶ

人気店です。








 並んでいる香辛料の色や形からはアジア的なものが

多く感じられました。

 当然ながら、こうしたものを使えば、トルコや中近東の味

にも似てきますよね。















  こちらは八百屋&果物屋さんの通り。

  ギリシャもイタリア同様に、並べ方や配色な

ど、お客へのアピールの仕方が上手だと思いま

す。










 ここはソーセージなどの専門店。

 多分血がいっぱい入っているであろうソーセ

ージが吊るされていました、












  アテネの街を歩いていると、こうした古い建

物が新しい建物の間で放置されているのを良く

見かけます。少しもったいない気がしますが、

財政危機が続いているので、しょうがないです

かね。(イタリアもナポリあたりではルネッサンス

期と思われる建物が放置されていました)

 




 ギリシャが栄えたのは、紀元前1500年から

紀元前500年ごろ。その頃の遺跡などからの

出土品がまとめてみられるのが、この国立考古

学博物館です。










 今でもそうですが、ギリシャの土地は痩せて

狭いので、せいぜいオリーブとかブドウ位が育

つだけ。

 それでも文明が発達したのは「地中海」という

当時の高速道路を持って、海運にたけていたこ

と。それに周囲にエジプトやシリアなどの

先進地があったことが大きな理由だそうです。






 金銀の宝飾品もエジプトや中近東など、各地からもたらさ

れたものが多いそうです。

 今見ても美しい工芸品、宝飾品ばかりで、当時のギリシャ

の財力が想像できます。














 また壁画や絵画なども、エジプトの影響、憧れ

が感じられるものが結構ありました。

 ギリシャは「ヨーロッパ文化の源流」と言われ

ますが、そのベースにはアジア、アフリカの文

明があることを忘れてはなりませんね。








 こうした美しい花瓶、ワインの甕などのテラコッタ(焼き物)

もたくさんありました。

 彩色もきれいで、この博物館が修復に力を入れているの

が良くわかります。















 こちらは「ミロのヴィーナス」を連想させる彫刻。

 これもギリシャ神話をもとにした「ヴィーナス」像の一つだと

思います。素敵でした。
















 こちらは対照的に、かなり「動的」な彫刻の傑

作です。馬が今にも飛んでいきそうです。














 一方、こちらは「エジプト」からの品々の展示コ

ーナーにあった庶民的な女性の像です。

 パンでも練っているのか、全体の雰囲気が現

代彫刻にも通じるところがありました。










 こちらはサントリーニ島にあったギリシャの「ポ

ンペイ」のような遺跡から発掘された壁画です。

 豊かな色彩の花たちです。












 こちらが一番見たかった「少年たちのボクシング」の絵!

 島では会えませんでしたが、ここアテネで会えました。

 これは喧嘩ではなく、試合かスポーツだと思うので

すが・・・・
















 見どころ一杯の考古学博物館ですが、こちらは土産や関

連の本などを売っているリブレリーア(売店)です。

 この彫刻の複製品も、お土産用の展示物です。

 「さすがギリシャ」と、変な所で感心しました。

 












 ホテルで一休みしてから、再び市内中心部

へ。

 イスラム(トルコ)支配の時代が長く続いたギリ

シャではキリスト教会は人目を避けていたため

か、ミニチュアの様に小さな教会が、点在してい

ます。






 半地下式なので、高さは普通の家の1階程度

しかありません。中に入れたので見たら、十字

架、祭壇、フレスコ画、全てがミニサイズで詰ま

った感じでした。










 夕食は3日前と同じ伝統的な飲食街「プラカ」

地区へ。

 中でも一番賑やかなのがこの坂道。確か新婚

旅行の時にもこの辺りで食べました。

 皆お店の外に椅子を出して、賑やかに食べ、

飲んでいます。






 ホテルで聞いた伝統的な音楽を聞かせるタベ

ルナへ(居酒屋)入りました。

 ここではギターやギリシャの伝統楽器を持っ

た二人組が、日本でいえば演歌のような大衆的

な歌を弾き語りをしてくれます。








 食べ物は再びムサカやタラモサラダ、それに

焼き魚などを注文。

 今夜のタラモはたっぷり身が入っていました。












 ひき肉と焼きナスなどのムサカも美味。
 
 コンガリ感が何とも言えません。














 そしてこちらがクロダイの仲間の魚。

 カメリエーレがテーブルの脇できれいに食べやすく切り分

けてくれました。

 私はこれが一番おいしく感じました。















 帰りに坂道を振り返ってみたら、正面にまるで

アルプスの様に、アクロポリスの丘やパルテノ

ン神殿が白い壁の様にライトアップされている

のが見えました。










 そしてこちらは、わたし達が泊まったホテルの

屋上テラスからみたパルテノン神殿です。

 屋上にバールがあって、ここでこの風景を見

ながら一杯やれるのです。

 当然ここは締めのビールですね。








 38年ぶりのギリシャ&アテネの旅は、天気に

も恵まれ、サントリーニ島にも行け、伝統文化に

も出会えて、満足のゆく旅でした。

 次回チャンスがあれば、他の島々や街へも行

きたいと思いました。























































































































































































2016年4月6日水曜日

フィレンツェで花見といえばボーボリ庭園!

  <春を探しにボーボリ庭園散歩>


  このところ、日本の皆さんからの「桜の花だ

より」がフェイスブックに載せられているのを見

て、らやましくなったので、近くのボーボリ庭園

に「春の花」を探しに散歩してみました。

 ボーボリはピッティ宮の裏手に広がる広大な

庭園で、ゆっくり歩くと2,3時間はかかります。

 入り口は、多くの人がピッティ宮から入ります

が、私のアパートから歩いて2分の門を含めて

3か所あります。

 樹木が大きく高く、芝生の敷地を林が覆う形

で、数多く点在しています。







 そして所々に池があり、それぞれ「ネプチュー

ンの泉」とか名づけられています。













 入り口から入って直ぐ見つけたのがアイリス。

 奥の方にはチューリップが咲いていました。

 庭園内には植物園が2,3あり、定期的に

花々を供給しているようです。









 ボーボリ庭園の奥の方は小高い丘になってい

て、フィレンツェ市内を一望できます。

 奥にちらっと見えているのがアルノ川です。










 フィレンツェ市内で時折目にするのが、この赤

白の花!

 赤は日本でいえば桃の花のような「ドピンク」。

 白い方は梅の花を連想させます。










 この花なら桜に負けない美しさだと思いまし

た。














 ボーボリ庭園の一角に果樹園があり、木に着

いているカードを見たら「MELA」(りんご)でし

た。1本ずつ種類が違うのが10種類程度あり

ました。









 その隣には「PERA」(梨)の木が、やはり10種

類程度植えられていました。













 隣りのバルディーニ庭園もボーボリ庭園の入

場券で見られますが、こちらはまさに「花の庭

園」。

 藤棚の藤の見ごろは4月中旬ごろからとか。

 藤の下にはアジサイがあり、こちらは5月後半

あたりからとのこと。





 ボーボリ庭園の丘の上の方には陶磁器の展

示室もあり、ウィーンやマイセン、フランスから

の物など、美しいお皿などが一杯で楽しめま

す。









 また、庭園のあちこちにある彫刻たちも表情

が豊かで、つい散歩の速度が遅くなります。













 この周辺は、ローマ時代に街を守る城壁があ

った所で、今もその面影が残っています。

 また「花さがし」に行きたい場所でした。

 フィレンツェを観光する時に、もし時間があっ

たら是非訪れてほしい庭園でした。