2018年7月12日木曜日

東北の復興を願う岩手旅

 <三陸のある町は消え、新しい堤防だけがあった・・・>

  
 ふと思い立って、復興支援を名目に岩手の旅に出かけました。盛岡で2回、通算6年仕事をしたため、東北の中でも岩手はとっても親しみを感じます。

 スタートは南リアス線の北の始発久慈駅から。

 久慈はNHKの数年前の朝の連ドラ「あまちゃん」の舞台になったところです。
 「じぇじぇじぇ!」

 多くの列車の外側に、援助してくれた企業名があります。これはトルコ航空がスポンサーのようです。
 親日的なトルコの皆さんの支援の一つですね。







 車両も色々で、これはレトロな内装でした。













     


途中の車窓から見える景色は良いのですが、海岸線は工事中や復興が終わったばかりの所が目につきます。

















 ここは田野畑村の島越駅。かつては街の中心にありました。
 新しい駅に生まれ変わりましたが、周りの景色は一変!
 周りにあるのは駐車場だけです。







 駅までが第二防波堤のよう。
 周辺に住んでいた人々は奥の高台の復興住宅に移ったそうです。

 港は復旧しましたが、第一防波堤はまだ両側に広げる工事が進んでいました。






 港から観光クルーズに乗り、リアス式海岸が美しい北山崎までを往復する約1時間の船旅です。







 リアス式海岸が美しく、馳走の変化も見られて、お値打ちの1時間クルーズでした。


















 この日は波もなく、ここであんな巨大な津波が押し寄せたとは・・・想像できません。









 続いて訪れたのは宮古市の観光名所「浄土ヶ浜」。ここは、近くの観光ホテルが3階まで津波をかぶったそうですが、浄土ヶ浜の岩並は津波の被害はほとんどありませんでした。



 看板の上にはウミネコが、偉そうに止まっていました。






 来年春には南リアス線(県南の大船渡から釜石辺り)とつながるそうで、機会があったら皆さんも訪れてください。

 刺身やウニ、ほやなど、美味しいものがかなり安く食べられます。








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