<三陸のある町は消え、新しい堤防だけがあった・・・>
ふと思い立って、復興支援を名目に岩手の旅に出かけました。盛岡で2回、通算6年仕事をしたため、東北の中でも岩手はとっても親しみを感じます。
スタートは南リアス線の北の始発久慈駅から。
久慈はNHKの数年前の朝の連ドラ「あまちゃん」の舞台になったところです。
「じぇじぇじぇ!」
多くの列車の外側に、援助してくれた企業名があります。これはトルコ航空がスポンサーのようです。
親日的なトルコの皆さんの支援の一つですね。
車両も色々で、これはレトロな内装でした。
途中の車窓から見える景色は良いのですが、海岸線は工事中や復興が終わったばかりの所が目につきます。
ここは田野畑村の島越駅。かつては街の中心にありました。
新しい駅に生まれ変わりましたが、周りの景色は一変!
周りにあるのは駐車場だけです。
駅までが第二防波堤のよう。
周辺に住んでいた人々は奥の高台の復興住宅に移ったそうです。
港は復旧しましたが、第一防波堤はまだ両側に広げる工事が進んでいました。
港から観光クルーズに乗り、リアス式海岸が美しい北山崎までを往復する約1時間の船旅です。
リアス式海岸が美しく、馳走の変化も見られて、お値打ちの1時間クルーズでした。
この日は波もなく、ここであんな巨大な津波が押し寄せたとは・・・想像できません。
続いて訪れたのは宮古市の観光名所「浄土ヶ浜」。ここは、近くの観光ホテルが3階まで津波をかぶったそうですが、浄土ヶ浜の岩並は津波の被害はほとんどありませんでした。
看板の上にはウミネコが、偉そうに止まっていました。
来年春には南リアス線(県南の大船渡から釜石辺り)とつながるそうで、機会があったら皆さんも訪れてください。
刺身やウニ、ほやなど、美味しいものがかなり安く食べられます。
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