<おとぎの国の小さな町!ローテンブルク>
ニュルンベルクからローカル線で1時間半、「中世の面影
を完璧に残す街」といわれるローテンブルクに日帰り旅をし
ました。人口約2万の城壁に囲まれた小さな街です。
いわゆるロマンティック街道の代表的な街の一つで、日本
人だけでなく、台湾・中国などアジア系の観光客が目立ちま
した。
アジア人にとっては、幼き頃に見た絵本の世界への憧れが
あるのでしょうか?
街の中心の市庁舎あたりをうろうろしていた
ら、階段に登る入り口が?あり、階段を登った
所で、窓から街を一望できました。
ご覧のように、家々の壁や屋根の色がとても
きれいでした。クリスマスマーケットに備えた屋
台が広場にありました。
きれいでした。クリスマスマーケットに備えた屋
台が広場にありました。
このローテンブルクで「1年中クリスマス」とい
われるのが、おもちゃ・雑貨の名店
「ケーテ・ヴォールファールト」です。
店の間口は数メートルか、せいぜい10メート
ル程度ですが、奥行きは100メートル近くある
のでは?
行けども行けども店が続き、中には「クリスマ
ス・ミュージアム」もあり、まさに1年中クリスマス
でした。
この店にあるのは木製の手作り系のおもちゃ
が中心で、どれも子供たちが楽しく安全に遊べ
るものがほとんどです。
でも、買っていく多くの人が「かつての少女」
である世界各国の叔母様たちで、一つ数十ユ
ーロ(数千円)のものが中心でした。
私も子供の頃に読んだ世界名作全集をもう一
度読み返したくなりました。
ニュルンベルクなどにも支店があるようです
が、この本店の規模、品ぞろえを見ると、やはり
本店で買い物を楽しむのが正解の様です。
買い物を済ませてお店の外に出ると、そこも
「おとぎの世界」でした。この屋根の形には思わ
ずカメラを向けました。
この町のほとんどの家がこのレベルです。
それに比べて少しさびしいのがレストラン。
ドイツは一般にあまり食べるところが無く、あ
ってもメニューが少なく、食欲をそそりません。
この店も少し早目の12時前ですが、客は一
人、従業員もやる気なさそう。
ただどこでも美味しいのがビール。地元系の
ヴァイツェンは合格!
左がマウル・タッシェンというドイツ風パスタの
スープで、パスタにはひき肉や野菜が詰めてあ
ります。揚げ玉風のものが添えられて、味はま
ずまず。
右が白ソーセージ。癖が無く、柔らかくて幾ら
でも食べられそうです。でもこれら以外は大した
メニューは有りませんでした。
店から出ると、小さなクリスマスマーケットが
開かれていて、そこの屋台で30センチはありそ
うなソーセージサンドを食べて、お腹を癒しまし
た。
何せ小さな町で、駅からも近いので、中心部
だけなら半日あれば歩いて回れます。
見どころはこの駅から続く大通りに集中してい
ます。
私が一番気に入ったのは城壁の上の散歩。
きれいな街並みを上から見ながら歩くのは何
とも言えません。
ローテンブルクは、大人たちを、しばし幼き頃
に帰す、懐かしき美しい町でした。
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