2016年8月31日水曜日

何故か東京で”阿波おどり”

 *東京に一時帰国して1か月半。9月1日イタリアに再渡航します。その前に、近くの東京郊外で出会った祭りの様子をご覧いただきましょう。

<東京・高円寺の”阿波おどり”は侮れない!>


 この「高円寺・阿波おどり」は、高円寺の商工

会の青年たちが町おこしのために、徳島の阿波

踊りを参考に、今から60年前に「バカおどり」を

始めたのがきっかけとか。
 

 本場の徳島の人たちに指導をしてもらったりし

て年々レベルも人気も上がり、今ではパレード

に参加する人だけで約1万人、人出は二日間で

約100万人とか?


(主催者発表ですが・・・)

 パレードの終点はJR高円寺の駅前広場で

す。

 一つの連(グループ)が数十人から100人前

後。

 大概は、子供、女性、男性、それに太鼓や笛

の集団の順に練り歩きます。

 この連の女性たちはしゃきっとした動きで、迫

力と美しさがありました。

 演奏は笛と太鼓が中心です。

 踊っている人は皆楽しそうです。

 後姿も決まっています!

 衣装も連によって様々!

 中には仮面姿の怪しい人も・・・

 こちらは同じ太鼓でもかわいい女の子・・・

 日本の伝統と, リズミカルな踊りと音楽!

老いも若きも一緒に楽しめるのが良いところ

ですね。










 こちらはJR高円寺駅のガード下の居酒屋通

り。皆店の前にテーブルと椅子を出して飲んで

いて、まるでベトナムの下町のようでした。

 四国の「徳島」からはるばる”輸入”した「阿波

おどり」が、東京・高円寺にしっかり根付いた印

象でした。
 
 やはり日本人は祭りが大好きなのですね!





2016年8月29日月曜日

イタリア語仲間とフレンチ!?

    <笹塚のガレット屋さんで>

  
 イタリア再渡航を前に、何故か新宿近くの笹

塚にあるガレット(そばのクレープ)のレストラン

で、昔からのイタリア語学校仲間と昼食会をし

ました。

 レストランの名は「メゾンブルトンヌ ガレット

屋」。フランス語で「ブルターニュの家」という意

味だと思います。
  
 フランス・ブルターニュ地方はフランスにして

は寒冷で土地がやせていますが、逆に蕎麦が

名産で、クレープも小麦でなくそば粉から作ら

れ、「ガレット」と呼ばれています。

 これは定番のガレットで、ハムとチーズ、それ

に目玉焼きの組み合わせ。

 こちらは基本に加えて、野菜(○○ねぎ?)を

トッピングしたもの。

 どちらもガレットが香ばしく、チーズの塩味とも

合っていました。

 (この店は、シェフと接客がフランス人と日本人が半々、二人ずつでした。)

 こちらはトマトにキノコたっぷり!


 その他、写真にはありませんが、子羊のペー

ストとピクルス、フランスパンの前菜もおいしく

頂きました。

 お酒はリンゴで作った”ワイン”、シードルをブ

ルターニュ伝統風のお椀で。

 辛口(セッキ)ですが、ワインを愛好している私

には少し甘めに感じました。結構発泡性です。
 
 イタリアで起きた地震を心配したり、私たちが

イタリアで感じた事、各自の近況報告など、時

間はあっという間に過ぎました。

 3か月後、再帰国したときの再会を約束して

帰りました。

 Arrivederci!

2016年8月24日水曜日

東京郊外、国立はイタリアンの拠点!

  <国立には色んな”イタリアン”あり!>

 今東京にはイタリアン・レストランが沢山ありま

すが、郊外の大学の街・国立には、レストランだ

けでなく、イタリアの雑貨の店、イタリア語学教

室など、イタリアの香りのする店がいっぱいあり

ます。

 レストランではトスカーナ料理の店「アルトパッ

ショ」がお勧め。この近くでイタリア語教室を開

いているフランチェスコ先生が「完全なトスカー

ナの味」と絶賛していました。

(左から2番目が東シェフ)

 お昼もミニコースが色々なパターンあり、幾つ

かの料理から選択できます。

 左はお替り自由のフォカッチャ。モチモチして

いて、メインが来る前に食べ過ぎて、おなか一

杯にならぬように・・・。

 右はカボチャの冷製スープ、真ん中はランチ

ビール。(コースの飲み物候補の一つなのがう

れしい)

 サラダも自家製ドレッシングで「モルト・ヴォー

ノ」でした。(手を抜きませんね)

 パスタは無理にお願いして小分けして色々食

べさせてもらいました。こちらはシラスと夏野菜

のパスタ。

 こちらは自家製サルシッチャとブロッコリーの

ペンネ。これは絶品でした!

 メインディッシュの子豚のグリル。これでも三

等分ですから、一人前だと女性だとおなか一杯

かも・・・・

 デザートは友人の浩子さんからのおすそ分け

のドルチェにコーヒー。

 約2千円のコースですっかり満ち足りました。

 美味しいだけでなく、イタリアよりオリーブオイ

ルや塩分が抑え気味で、日本人向けでした。
 
 次回は是非チェーナ(夕食)でお邪魔したいと

思いました。

 このアルトパッショに私たちを連れて行ってく

れたのが、この春約1か月フィレンツェの語学

学校に留学していた元クラスメートの富田浩子

さんです。

 彼女は私と同じフランチェスコ先生に、国立の

教室で数年間学んでいた人です。

 帰国後も文法などの本を買い込み、自主勉強

もしているとか・・・






 その浩子さんが10年以上前から経営してい

るのが、輸入雑貨中心の店「ワイルドローズ」。

 この春移転して,再オープンしたばかりです。

 ご自分でヨーロッパなどで買い付けしたもの

が中心で、アクセサリー、小物、帽子から洋服

まで様々。

 店番は妹さんと二人が中心。

 左が浩子さん、右が妹さんです。

 かみさんが目を引き付けられたのがアフリカ

製の布地のカラフルな洋服たち。

 色が鮮やかで、真夏の日差しに合いそうで

す。
 
 この店の近くにはイタリアの日用雑貨、食器な

どの店もあり、国際的な雰囲気が漂います。
















 帰りがけに、近くのイタリア語教室のフランチ

ェスコ先生にご挨拶。

 彼はフィレンツェの出身で、日本女性と結婚

し、今は吉祥寺と高田馬場でも教室を開いてい

ます。私たちが学んでいるフィレンツェの学校も

彼の紹介です。

 次回12月の再帰国時にお会いする約束をし

て家に引き上げました。アッリヴェデルチ!

2016年8月19日金曜日

夏はアルノ川に夕陽が”あるの”

 *いつの間にか、ブログ投稿が100本目になりました!

  ここまで読んでいただいた方に感謝です。今帰国中ですが、帰国前に撮影した美しいフィレンツェ・アルノ川の夕景をご覧ください。私のお気に入りの場所の一つです

<フィレンツェの夏の日没は8時ごろ!>


 夏のフィレンツェの日没は午後8時ごろ。

 夕暮れらしくなるのは8時過ぎです。

 夕食を済ませて近くのカライア橋のあたりを散歩したら、

夕陽が川面に見えてきました。

 夏のフィレンツェでは、アルノ川の下流の方向に夕陽が落

ちるのです。

 この日は上空の雲もいい感じで上にかかり、川面と空に

赤く輝く夕陽が広がっていました。

 以前にフィレンツェ出身のイタリア語の先生から、「夏のフ

ィレンツエはアルノ川が最高にきれい。」と言われたことを思

い出しました。

 撮影時間が1,2分違うだけで、川は全く違う

表情を見せます。

 橋から少し中心部寄りには、多くの高級ホテ

ルが並んでいます。

 そのホテルもこの日は夕陽を少し浴びて、赤

みを増しています。

 日差しの角度によって、建物たちが川面に綺

麗に写ります。

 この日のベストショット候補の2枚です。

 何方がよりきれいでしょうか?

 余り変わらない?

 先ほどのホテル群の午後8時の写真です。

 建物の背景も夕焼けが始まりました。

 手前はアルノ川の堰です。

 夜のアルノ川は、ホテルや通りの照明が写っ

ていつもきれいです。

 私にとってアルノ川は、1年中表情を変えて待

っててくれる、フィレンツェ1,2の好きな場所で

す。

2016年8月17日水曜日

東京・銀座の人気イタリアン!

 <最も予約の取りにくい”落合食堂”>

  先日夜、知人の紹介で東京・銀座にある人気

イタリアン、「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」に妻や友

人と行ってきました。

 ここはテレビでもおなじみの落合務シェフの店

で、「ベットラ」とはイタリア語で「食堂」という意

味です。


 落合さんが「気軽に、たっぷりとイタリアンを味

わってほしい」というコンセプトから、「食堂」とし

たのでしょう。

 夕方6時半開店ですが、開店と同時にほぼ満

員。私たちは地下に一つだけあるテーブル席へ

案内されました。

 ここは常連さんがよく使う席で、狭いけど周りを気にせず、

お話したり、くつろげるところです。

 後ろの壁の絵が南イタリアっぽくっていい感じです。

 一人が仕事で遅れるとのことで、少し飲みな

がら待つことに。

 私たちは赤ワイン、友人は食前酒で。

 ここはワインも安く、辛口のキャンティの2014年物が、ボ

トルで2400円、デキャンターは1900円とお手頃!

(もちろん高級なものも沢山ありますが)

 パンは2種類あり、どちらもおいしいので、つい食べ過ぎて

後が苦しくなりそうです。食べ放題で、余ったら持ち帰り可

能でした。

 ここは3800円のコースのみで、前菜、パス

タ、メインのセット。

 ただし、それぞれ毎日の定番メニューが20種

類以上あり、その上季節のお勧めのメニューも

数種類あり、メニュー選びに時間が必要です。

 これはメニューの一番下にあった「前菜盛り

合わせ。なんと10種類の味が楽しめます!

 カンパチのカルパッチョ、温野菜煮込み、玉ね

ぎのジュレ等々・・・・これだけでおなかの半分

以上満たされてしまいました。

 遅れてきた友人も合流。

 彼女が選んだ前菜はカンパチのカルパッチョ

です。量もたっぷりなのは”イタリア並み”。

 

 かみさんが選んだパスタは、「ズワイガニと九

条ネギ」のパスタ。

 塩味が効いています。

 他のメンバーは、一番人気の「ウニのスパゲ

ッティー」。

 ウニの甘味が程よく、ソースにパンをつけて食

べたら「とても美味」!

 友人が選んだメインの一つ「子羊の香草グリ

ル」。

 私の選んだメインはスズキのグリル。

 野菜もたっぷりで、身体が喜んでいるようで

す。
 

 かみさんと、別の友人が選んだのは「ミックス

グリル」。

 牛、豚、子羊、サルシッチャ(ソーセージ)の4

種類から3つ選ぶスタイルで、かみさんは羊だ

けパス。

 中でも一番右のサルシッチャがとてもジューシ

ーで美味しい!
 
 皆「食べ過ぎ」と言いながら、ほぼ完食。

 味が良く、値段は控えめ、量はたっぷり。

 カメリエーレ(ボーイ)さんたちも愛想よく、

 「人気がある理由が分かった」と口々に高評

価でした。

 予約を取ってくれたここの常連の友人に感謝

です。