<1年ぶりのダイ・パエサーニ>
イタリアから帰国して半年たち、そろそろイタ飯が恋しくなり、知人たちと高田馬場のトラットリア「ダイ・パエサーニ」へ行きました。
店の名前の意味は「同郷の村人たち」で、オーナーとオーナーシェフは二人ともアブルッツォ州出身で、アブルッツォ料理を出しています。
シェフのダビデは、元イタリア大使館で働いていて、数少ないサラミ職人でもあります。
なので、お店を入ると迎えてくれるのは冷蔵庫に入った自家製サラミ&ソーセージのたちです。
この店には、日本在住の多くのイタリア人たちがやってきます。
「アブルッツォ」の味がそのままだからでしょう。
アブルッツォ州はイタリア中部、ローマとは背中合わせの位置で、長靴でいえば「ふくらはぎ」の辺りです。
ここでの前菜のお勧めはサラミ&ソーセージの盛り合わせです。ケンカしないように4人用に・・・
ワインもアブルッツォ州産ばかりで、有名な「モンテプルチャーノ・ダブルッツォ」の中級クラスが充実しています。
パスタも手打ち生が主体。
これはもっとも平たい「パッパルデッレ」。
こちらは店自慢の「キタッラ」のエビとトマト添え。
どちらのパスタも美味でした。
メインの一つ、肉&野菜の煮こみ。スープに近いかも・・・
サラミとズッキーニなどの野菜焼き。
ジューシーでさすがに美味しい!
この店はデザートも個性的。
みかけは大きな卵風ですが・・・
割ってみても卵の白身と黄身?
でも味はあまくて美味しいデザートです。
こちらも看板メニューのデザート「マイェッラ」。
ジェラートにチョコレートソースで、お勧めです。
調子に乗ってワインが進み、やや割高となりましたが、ここには割安のコースもあります。お試しにランチも良いです。
久々にイタ飯をたっぷりと味わいました。