<薬師寺&唐招提寺に初詣>
年末年始の関西の旅。元日は奈良・薬師寺に初詣。ホテルのある梅田&大阪駅から乗り継ぎながら約1時間です。
近鉄西ノ京駅から向かう参道に初もうで客は三々五々程度。拍子抜けする程度でした。
世界遺産の一つ薬師寺を訪れるのは数十年ぶり? 現在東塔は解体修理中で、来年2020年に再建するとか。
朱色の金堂や西塔が頑張っています。
薬師寺は昔、高田好胤という管長がいて、巧みな話術で人気を集めて、薬師寺再建の資金集めを軌道に乗せました。
その伝統は今も続いていて、講堂の中では1時間ごとに何回か、説法が行われて多数の拝観者で賑わっていました。
こちらは西塔。一旦焼失しましたが、昭和56年に再建されました。
奥にあるのが玄奘三蔵院伽藍。
その中心が大唐西域壁画殿。平山郁夫画伯の大作壁画がゆっくり見られます。
そして東回廊。
薬師寺は墓も仏事も行わず、専ら修行僧を受け入れ、説法を施すことで浄財を集めてきたといいます。その伝統は今も残っています。
金堂での別なお坊さんの「初詣」に関するお話しも分かりやすく、感心しました。
お昼は近くのお蕎麦屋さんへ。
お蕎麦と、ミニ押しずしのセットが結構いけました。
歩いて10分ほどで、もう一つの有名な寺、唐招提寺があります。
奈良時代に中国から渡ってきた鑑真和上が開いた寺です。
先ほどの薬師寺が「朱色」だったのに対して、こちらは対照的に黒、灰色が基調です。
こちらは宝蔵や経蔵です。
庭も美しく、よく手入れされていました。
昔、教科書で見た「鑑真和上像」に再会です。
薬師寺に唐招提寺、世界的な遺産巡りしながらの初詣。人出の多い神社巡りと違い、中々風情ありました。
元日の夜は営業している店も限られるので、大阪に戻り、道頓堀地区へ。
まずは法善寺横丁へ。
水かけ不動がこんなに苔むしていました!
道頓堀界隈は人出でいっぱいです。
聞こえてくるのは中国語ばかり、たまに韓国語?
大阪の商店街、特にミナミは呼び込みの声もにぎやかで、中国人観光客とは相性がいいかも?
有名な串カツ名店の「だるま」の串カツコースで満腹になりました。
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