帰ったらまた報告します。
<名門貴族・コルシーニの庭園にて>
ある週末、フィレンツェの名門貴族の庭園で、
「手仕事展」が開かれました。自宅からも近く
で、三日間開かれていたのでカミさんと行ってき
ました。
貴族の名は「コルシーニ」。フィレンツェの代表
的な貴族で、ローマに至るまで、自分の領地を
通っていけたとか。
展示会は本館を除いた、庭園と倉庫、作業ス
ペースなどを使って、テントを多用して行われて
いました。
お店はアクセサリーから、工芸品、お菓子、
大理石まで多種多様。イタリア各地から職人・
アーティストが参加しています。
展示会は見学は有料で、一人8ユーロ。
その代り、食べ物の試食はたっぷりと頂けま
す。
こちらは帽子屋さん。手前にあるのが木型で
す。
中央の防止は大きなソンブレロ風。
子供や親子連れが試しながら楽しんでいまし
た。
こちらはガラスに絵を描いたアート。
若手作家たちがいろんな分野に挑戦していま
す。
鮮やかな配色のウェディングドレス。
イタリアにも、シチリアやペルージャなど、焼き
物の産地があります。
こちらは子供服の店。
珍しいデザインの可愛い服がいっぱいです。
こちらはアートなアクセサリーの店。
シチリアのお菓子屋さんの展示。
果物に見えますが、中身は甘いお菓子!
カラフルな馬車がお菓子の山車を引いていき
ます。
目についたのがサンゴ細工の店。
小さめの物はサルデーニャ産のサンゴから。
大きいものは日本からの輸入だとか。
説明を聞いたら「日本人は買う必要ない
よ・・・」といった感じでした。
広々した庭園には季節の花がいっぱいです。
私が気に入ったのは、このお地蔵さんのよう
な小さな石像です。似ていませんか?
テントの中はバール&カフェ。
貴族の同じ「コルシーニ」ブランドのコーヒーが
とても美味でした。
一般にトイレ事情の悪いイタリアですが、ここ
のトイレは完璧でした。
鍵が閉まり、水は良く流れる、電気は点く、
神はトイレットペーパーに手拭まであり。さらに
床まで装飾されて、掃除が行き届いていまし
た。
見学と買い物を終えて帰るとき気が付いたの
ですが、このあたり一帯もお屋敷街でした。
こちらは庭園の裏側にある教会です。
こちらはメディチ家の薬草か何かの研究所
だったところの様です。
名門貴族の庭園での展示会を楽しんで、心
がゆったり、目の保養にもなりました。
だったところの様です。
名門貴族の庭園での展示会を楽しんで、心
がゆったり、目の保養にもなりました。