<”泥”と”海”で 温泉三昧!>
シチリア島への2度目の旅。
自然遺産のエオリエ諸島はシチリア本島の北
部にあり、主に7つの島があります。
一番シチリア本島に近く、火山活動が今も活
発な二つの島の一つがヴルカーノ島です。
拠点のリーパリ島からはフェリーで約10分で
十分日帰りできます。
船から降りるとすぐ硫黄のにおいに包まれま
す。
昔旅した北海道釧路の近くの硫黄山付近を思
い出しました。
硫黄の壁のあちこちに穴が開いていて、水蒸
気が噴き出しています。
歩いてものの5分としないうちに見えてきたの
が「泥温泉」。
入口で数ユーロを払うと、シャワー付きでこの
泥温泉と、その先の海中温泉に入れます。
イタリアをはじめ、世界各地からやってきた観
光客が、ビキニ姿で入浴しています。
泥?砂?を塗るとお肌に良いとかで、皆さん
たっぷりと体中に塗っては浸かっていました。
温泉はぬるま湯ぐらい(36-7度)の感じです
が、下からあぶくが上がっているあたりは40度
ぐらいかも・・・・
私も半パンで温泉に入りましたが、女性たち
のビキニのほうが歓迎されると思い、私の写真
はカットしました。
先ほどの堂々としたイタリア女性たち(リボル
ノ在住・フィレンツェ近く)が海の中の温泉に移
動してました。
この辺りは浅瀬で、下からあぶくが上がってい
る近くなら寒くありません。
(でも波が荒いとすぐ暖かいお湯は持っていか
れます)
この島も花がいっぱいです。
名前が解らないのですが、この黄色い花が丘
の上まで広がっていました。
こちらは北海道の知床半島辺りの風景を思い
出しました。
旅をしていて嬉しいのが日本製品との出会
いです。世界からの観光客の持つ一眼レフタイ
プの高級カメラのほとんどが日本製です!
車もトヨタ、日産、ホンダの他、スズキも頑張っ
ていました。
港から約1時間ほど歩けば噴火口近くまで行
けるようですが、私たちは時間の関係で途中ま
でで引き返しました。
途中の、別荘らしき住宅の庭がとてもきれい
でした。
これもアジサイっぽい淡い色合いの花です。
ヴルカーノは硫黄の島でもあり、花の島でも
あります。
ヴルカーノ島の港。
少し外れると観光客の姿もまばらです。
島にはホテルやレストランもあったので、噴火
口への登山?含めてこの島に1泊しても良いか
もしれません・・・・
夕方にはリーパリへ戻り、一休みの後、商店
街のそぞろ歩きをしました。
坂を降りたら、別の小さな、ヨット用?の港に
着いて、カモメの歓迎を受けました。
リーパリ島は、やはり魚介類の店が多く、今夜
も近くの雰囲気が良さそうなリストランテで。
オレンジやレモンとマグロ、タコなどのサラダ。
結構スパイシーでした。
こちらはムール貝など魚介類のリゾット。
食材が惜しげもなく使われていました。
仕上げは名物のスパーダ焼き。
とても大きな1品で、レモンでサッパリといただ
きました。
リーパリは小さな町ですが、清潔で、リストラ
ンテも充実して安く、大いに気に入りました。
一番火山活動の盛んなストロンボリ島への夜
のミニツァーもあるので、是非再訪したいところ
でした。
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