2016年6月22日水曜日

フィレンツェ 私のとっておき散歩道!

  <ローマ門からお屋敷通り>

*いつもは旅行先の出来事を中心にお伝えしていますが、今日は私のフィレンツェでの散歩道  をご紹介します。当たり前の感じで歩いていたのですが、改めて見直してみるとなかなか渋い、
フィレンツェらしいコースです。皆さんもどうぞ一緒に歩いてみてください。


 私の普段の生活パターンは、朝の9時から午

後1時まで、語学学校で授業。

 自宅で昼食後は、旅行の下調べをしたり、買

い物に行ったり、ブログや写真を整理したり。

 夕方5時か6時ごろになると、近くに小一時間

の散歩(ウォーキング)に出かけます。

 自宅からスタートして約5分でローマ門です。




 フィレンツェはローマ時代に、旧市街を守るため5メートル

ぐらいの壁に囲まれていましたが、現在も所々にその痕跡

が残っています。

 住宅街の坂道を上がると、花や緑に囲まれたお屋敷が見

えてきました。












 ここは「プリンチペ」と言う名のリストランテで、

庭から、ボーボリ庭園など、トスカーナのイメー

ジ広げる美しい丘の風景が近くで見られます。




 この道はローマ門から始まり、フィレンツェを一望できる観

光名所「ミケランジェロ広場」に続いています。

 途中歩いていると、幾つもの貴族・金持ちたちの別荘「ヴィ

ッラ」が見られます。

 今では、その幾つかは観光ホテルやレストランに変わって

います。












 私の散歩道の道路沿いは、所々公園になっていて、糸杉

や、美しい並木、季節の花々が楽しめます。

















 
 「ヴィッラ」の中でも目に付いたのが「ヴィッラ・

コーラ」。現在はリゾートホテル兼リストランテ。

 一度は泊まったり、食事をしてみたいホテルで

す。

 本館の重厚さと、美しい庭。

 5月はバラ、6月はアジサイ&2度咲きの小ぶりの藤の花

が盛りです。

 ローマ門に戻る手前にあるのが「美術工芸学校」。

 ここはブロンズ彫刻、大理石工芸、アクセサリーなど、幅

広い分野の基礎から学べる、職人&芸術家の養成を支え

ている所です。

 ここの庭がとても広く、日本の公園にどこか似ています。

 秋には紅葉する木々が多いせいかもしれません。

 入ると右側には滑り台などの遊具があり、小さな子供とお

母さんのたまり場です。

 入って左側は愛犬家たちのたまり場。

 犬を連れた人たちが集い、犬たちも争ったり、

吠えたりすることなく、くつろいで?います。

  自宅に戻る途中のローマ通り。この先にはピッティ宮や

 ヴェッキオ橋があります。

 通りにはハム・チーズの店や洋品店、パン屋さんに小型ス

ーパーなどが点在して、東京なら下町の感じです。

 でもこの通りにも長くて高い塀と大きな木々の

庭園があり、貴族や金持ちの邸宅があったこと

を教えてくれます。

 多くは継承者や税金の問題で、教会や市に寄

贈されたりしているそうです。

 他にもアルノ川コースとか、自分なりに変化を

つけて、散歩を楽しんでいます。


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