2017年3月28日火曜日

高田馬場にイタリア人の”イタリアン”

  <”故郷の仲間たち”のレストラン>


 先日、高校時代からの友人たちと東京・高田馬場にあるイタリアンレストラン「トラットリア・ダイ・パエザーニ」に行ってきました。
 ここは私のイタリア語の先生の友人たちが経営する店です。
  
 店の名は、「故郷の村人たちのレストラン」といった意味で、イタリア中部のアブルッツオ州出身の料理人とカメリエーレ(給仕)たちが経営する店です。

 食材もワインもできる限り故郷から取り寄せ、イタリアン野菜の一部は、カメリエーレが成田の自宅近くの農園で栽培しているほど。
 前菜だけでこのボリューム!
 料理人は以前イタリア大使館のシェフを勤めていて、日本では数少ないソーセージ&サラミ職人でもあります。

 本格的な味の割にリーズナブルとあって、大勢のイタリア人や、イタリア好きの人々が集います。

 前菜&プリモ&メインのセットで3800円から。パスタは数種類から、メインは魚、肉の2種類から選べます。

 アブルッツォ人のスタッフと、日本人スタッフが連携して、サービスもよい感じです。

 日本にいてイタリアが恋しくなった人にはお勧めの店です。

2017年3月23日木曜日

”予約の取れない”銀座のイタリアン!

  <有名シェフ 落合さんのレストランへ>


 銀座の静かな通りに面したレストラン「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」は、テレビでも活躍するイタリアンの大御所落合さんのお店です。
 人気があり、”予約の取りづらい”店として知られています。
 

 この店の常連である私の知人を介して2か月前にやっと予約が取れました!
 私がこの店に来たのは2回目です。
 人気の秘密は味とボリューム、コストパフォーマンスが高いことです。
 前菜は十数種類からチョイスできます。
 これはその一つ前菜盛り合わせ。この日の前菜から少しずつ味見できるお得なピアットです。
 

 こちらはイカと生野菜の前菜。
 ここは肉系、魚介類ともに定評があります。


 こちらは茄子とチーズ。
 前菜だけでおなかの半分以上がいっぱいに・・・

 この店は前菜とプリモ(パスタ)、セコンド(魚か肉)の3品で3800円のコースが中心です。

 パスタも十数種類もあり、選ぶのに迷うほど。
 これは季節のウニのスパゲッティ。
 うまみと甘みがあり、とってもボーノ!

 店の名前の「ベットラ」とはイタリア語で「安食堂」との意。なので「落合さんの大衆食堂」ぐらいの感じでしょうか。
 「なるべく値段は抑えて、美味しいものを食べさせる」そんな落合シェフの気概が感じられます。

 こちらは牛のほほ肉のパスタ。
 これにパルミジャーノ・チーズをかけたら更においしくなりました。

 このあとはセコンド(メイン)料理です。
 実はパスタを食べたところで、友人たちも皆お腹がいっぱいに近づいていましたが、気合を入れて頑張りました。

 これはお肉の3点盛り。牛、豚、鴨、ソーセージから3点選べます。

 こちらは牛の煮込みポレンタ添え。

 こちらは季節の魚、真鯛焼きの生野菜添え。

 味がよく、ボリュームあり、サービスもよい、それでいて銀座にしては価格が安い、これだけ条件がそろえば人気があるのが分かりますね。

 紹介してくれた知人によると、ランチもあり、更にリーズナブルとか・・・
 「2か月ぐらい先で、どこか空いていたら・・・」とか聞いてみたら予約が取れるかも?

2017年3月15日水曜日

イタリアの古き良き映画たち

  <イタリア映画 クラッシコ!>


 毎年4月末からの連休の季節に東京・銀座でイタリア映画祭が行われていますが、それとは別に、「古き良き」イタリア映画の名作を一挙に上映する「イタリア
ネオ+クラッシコ」が恵比寿の映画館で始まりました。
 

 1940年代から1970年ごろまでの名作12本と、この10年位の「新しき」名作映画、合わせて18本が日替わりで見られます。
 デジタル・リマスターなので、映像も音声もきれいです。

 私が見たのは「青春群像」。名監督フェデリコ・フェリーニが自分の生まれ故郷の海辺の街リミニを舞台に、職のない若者たちの愛と葛藤を描いた映画です。
 私のイタリア語の先生推薦してくれたが4本の映画の一つで、中々味わいある映画でした。
 難解な作品の多いフェリーニですが、初期の1953年ごろの作品はわかりやすかったです。

 この映画祭は4月7日まで開かれています。
 平日だと結構すいています。
 シニアは1100円でOK!

2017年3月9日木曜日

”私の庭?”農工大の農園

  <農工大の畑にも春が来た!>


 東京郊外、府中市にある私のマンションの隣は東京農工大学農学部のキャンパスです。
 市民の隠れた散歩コースです。

 広大な試験畑では、小麦やとうもろこし、各種の野菜、花々などの新種を栽培しています。

 その研究施設の一角に桜、多分河津桜かその仲間が咲いていました。

 ソメイヨシノよりも鮮やかなピンク色!

 盛は少し過ぎた感じですが、まだまだ美しい!

 熟年の美しい女性のよう?

  
 農工大の名物はこの寒椿の並木道。
 数十種類の各種の椿が、秋、11月から春3月あたりまで交代で咲いています
  特に寂しい秋から冬に赤白の鮮やかな花を咲かせているので、つい私の心も和みます。
 
 一番奥にはナシやブドウなどの果樹園もあります。
 1周で約20~30分かかる、そして季節の変化が感じられる、とても素敵な散歩コースです。

2017年3月1日水曜日

お久しぶり! 日本三景・松島

  <今も大震災の爪痕が・・・・>


 先の週末、12年前まで住んでいた仙台に行き、懐かしき友人たちと大勢会ってきました。ただ大学入試と日程が重なり、ホテルが市内に取れず、近くの松島のプチホテルに泊まりました。

 そこで時間が空いた午前中だけプチ観光しました。
 まずは寺巡り。庭がきれいな圓通寺へ。
 

 この辺りはお地蔵さんや、メインの瑞巌寺の道場、小さなお堂などが点在して、いい雰囲気です。


 ここは洞窟群。数百メートルにわたり、続いていて、それぞれが各地、各宗派の祠が設置されて小さな聖域となっています。


 ここは瑞巌寺の正門。本堂に続くはずの参道が6年前の大震災の津波被災し、現在修復工事中でした。

 参道の杉林などが海水を浴びたため、塩害などに遇い、植え替えが必要になったようです。







 松島湾は半島やあまたの小さな島々、岩礁に囲まれていて、津波の被害は周辺に比べて小さかったそうです。
 しかし、かつて子供たちに人気のあった松島水族館は閉鎖されていました。



 こちらは有名な五大堂。メインの建物は変わらぬ姿でほっとしました。


 こちらも松島湾を見渡す、伊達家ゆかりの観欄亭。
 旧伊達藩の地図や屏風が見られます。





 仙台市内に宿が取れなかったおかげで、短いけれど素敵な時間を松島で過ごせました。
 東日本大震災の爪痕が今も残っていることを再確認しました。