2015年11月7日土曜日

フィレンツェ 秋の味覚を求めて市場めぐり 2

 <中央市場が近代的に変身!>

  ~買う所&食べる所になっていた

 フィレンツェの「中央市場」と言えば、昔は「市

民の台所」と呼ばれていましたが、この20年余

りで観光客の方が目立つ一方、老朽化も進ん

でいました。。

 その中央市場が数年前に大変身!2階にあ

った野菜や果物の店が1階に降りて、代わりに

食堂、惣菜、パンやお菓子の店などが集まり、

中央付近に大きなバールが設けられました。

 お客さんは1階で買い物をした後、周りの店

から好きなものを注文し、間のテーブルで手ご

ろな価格で食べられます。飲み物はバールでビ

ールやワインなど、席で待っていて係りに注文

したり、自分でカウンターで受け取ってもOK。


 ここはかみさん一押しのパン屋さん。



 焼き立てで全部美味しいのですが、中でもこ

のチーズがたっぷりのフォカッチャ!

 大きい割に1.6ユーロ(約200円)とお得で

す。このところ市場に行くたびにここでパンを買

って帰ります。このあと1週間は美味しいパンで

幸せなひと時が過ごせます。








 もう一つびっくりしたのが「LA SCUOLA DI

 FIRENZE」というフィレンツェの料理の体験

教室まで開かれていたことです。

 結構ドイツやオーストリアなど、近隣の国から

んも生徒さんが多いとか。








 こちらはシチリア名物。左は「アランチャ」(オレ

ンジ)の形に似たライスコロッケ「アランチャー

タ」。おやつやプリモピアットで。右はマジパンの

一種で、果物そっくりのお菓子「フルッタ・デッ

ラ・マルトラーナ」。

 他にリコッタチーズたっぷりの「カンノーロ」な

ど、楽しみがいっぱいです。



 秋ならではの味の一つが「タルトゥーフォ」。

日本でいえばマツタケのような高級品で、大き

な物なら何十万円もするものもあります。



 でもそこは中央市場。手ごろな値段で味わえ

るところがありました。





 アンティパストとブルスケッタ(オープンサンド)

の盛り合わせに、たっぷりとその場で黒タルトゥ

ーフォをすり下ろしてもらって食べました。味もさ

ることながら、香りを食べるものかな?というの

が初印象です。






 その前の週に食べたのが「鶏や野菜のフリッ

ト(から揚げ)盛り合わせ」です。


 一人前を二人で食べて十分な量でした。









 中でも手前のは「ウサギ肉」のから揚げ。

思ったより癖が無く、むしろ鶏肉よりおいしく頂

きました。(ウサギ年生まれのカミさんはパスし

ていましたが・・・・)

 中央市場は大きいだけあって、魚屋さんもいく

つかあるし、八百屋さんの中にはアジア系の野

菜に強い店もあります。


 例えば「大根(DAIKON)」、「レンコン(RENCON)」、

それに「里芋」なども売っている店もあります。

 大根1本が1ユーロ半(約180円?)なので、あまり日本と

変わらないかも>
 
 フィレンツェ市民は、こうした変化をマイナスとはとらえてい

ないようで、私のような滞在&観光客としても上手に利用す

るのがいいのかな?と思い、市場には通うつもりです。

 ちなみに魚屋さんのマッシモさんは奥さんが日本人とか

で、上手に二枚におろしてくれたり、食べ方を親切にアドバ

イスしてくれます。(市場の角の店)


 この変貌、現状を見たらダヴィデはどんな感想を言うのか?聞いてみたいですね・・・・・

 

































































































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