ボーボリ公園からの眺めは最高!
現在私たちが住んでいるフィレンツェ歴史地区は、1980年に世界遺産登録されたローマ歴史地区やミラノの「最後の晩餐」などに続いて、1982年に登録されました。街の中を歩くと、フィレンツェはまさに「世界遺産」だらけの街で、ドゥーモ、ウフィッツィ美術館、ヴェッキオ橋など観光名所ばかりです。その他、日本では余り知られていない美術館、宮殿などもたくさんあります。街の中を散歩すると、素敵な教会があり、中をのぞくと素晴らしい祭壇や絵がたくさん飾ってあるのに驚かせれることもしばしばです。
フィレンツェ暮らしにも少し慣れてきたところで、週末のピクニック代わりに、アパートから3分のピッティ宮のボーボリ公園に行ってみました。
このピッティ宮はフィレンツェの豪商ピッティが建てた豪邸で、後にメディチ家のコジモ1世が買い取ったと言われています。
メディチ家にはもともとアルノ川の反対側(中心部)にヴェッキオ宮があります。
そのためj自分たちが頻繁に行き来するために、ヴェッキオ橋の上のお店たちの上に、自分たち専用の「ヴァザーリ回廊」を作ったとか。
そしてこのボーボリ庭園は、コジモが、自然を愛する妻エレオノーラのために作ってあげたものだそうです。
さらに奥の方に行くと丘になっていて、そこには「ヴェル・ヴェデーレ要塞」跡があります。
「ヴェル・ヴェデーレ」とはイタリア語で「素晴らしい眺め」という意味です。
まさに、ここからの眺めは最高です!
街の中心部に近くて一番高い丘の上なので当たり前かもしれませんが。お金持ちがこの眺めを独占したのもよくわかります。
良く観光ツァーでは、この奥のミケランジェロ広場を撮影ポイントにしていますが、ここボーボリ庭園は、入場料はかかりますが、フィレンツェの街が間近に見えるという点では勝っている気がします。
ピッティ宮には、他にも美術館や、銀器・衣装・陶磁器の博物館などもあり、全てを見学するには一日では足りないかもしれません。
私たちも、来年1月から1年間有効の長期滞在者用の年間カードを購入して、時々通おうかと思っています。
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