<シーズン終盤 地元フィオレンティーナが強豪に挑む>
今までタイミングが合わずに行っていなかったサッカーの試合を見に行きました。
セリエAの中位の地元フィオレンティーナが、現在45位前後のローマの強豪ラツィオに挑みます。
昨シーズンは好調だったフィオレンティーナ、今年は中位で行ったり来たりだとか。この試合に勝って、気分よく来シーズンに向かいたいところです。
スタジアムは街の少し郊外のスポーツ公園の中にあります。途中の鉄道の跨線橋で応援グッズが売られていました。
途中から、ビール瓶片手に歩く若者グループが増えて来ました。
ここは約4万人収容のスタジアムですが、いささか古く、建て替え計画があるそうです。出来るのは10年先?
中に入るには切符のチェックはもちろん、持ち物検査でペットボトルの水はプラコップに詰め替え、パスポートもチェックされました。
グラウンドと観客席の間が狭く、とても間近な感じでプレーが見られます。
こちらは上半身裸の若者たちが旗を振るゴールの後ろ側のゾーンです。
大声で応援歌を歌ったりしてます。
午後6時の試合開始。
ほぼ時間通りに選手たちが入場します。
時間にはルーズなイタリア人も、サッカーでは比較的正確です。
試合はボールのキープ率の高いラツィオが先制。
しかしカウンターで速攻するフィオレンティーナが後半連続ゴール!
結構プレーは荒っぽく、少しぐらいではイエローカードは出ません。
こちらでは、たとえ外れてもゴールに対して必ず拍手します。
その代わり、まずいプレーがあると味方にもブーイングの嵐です。
ゴールが決まると、みな立ち上がり興奮状態!
若者たちの応援席に対しても何か叫んだりします。
結局試合は、最後守り通したフィレンツェが3-2で、強豪のラツィオを破り、留飲を下げました。
「きっと新しいスタジアムになったら強くなる」と私のイタリア語の先生でフィレンツェ出身のフランチェスコが言っていましたが、新しいスタジアムが出来るのは5.10年先のようです。
タクシーの運転手さんからは「中国人がミラノのチームを買ったから、日本人はフィオレンティーナを買ってくれ?」と言われました・・・
帰るファンたちは、地元チームが勝ったのでご機嫌でした。
近くの駅までの間に、バールや店が並んでいて、一杯ひっかける人も多かったようです。
チームの公式応援グッズの店も繁盛していました。
本場セリエAの試合を実際に観戦、体感できてとても満足しました。
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