<春の大型連休は有楽町でイタリア映画三昧!>
2001年の「イタリア年」から、毎年春の連休に合わせて、「イタリア映画祭」が東京・有楽町の朝日ホールで行われています。
今年も4月29日から5月7日まで、日本未公開の新作15本と、アンコール上映5本が日替わりで、1,2回ずつ上映されています。
私も毎春3,4本選んで見るのを楽しみにしています。
今私は、5月9日からのイタリア再訪を前にしてあわただしいのですが、左のポスターの「いつだってやめられる~マスタークラス」と、「La Vita Possibile」の2作を見ました。
この「いつだってやめられる」は若い監督によるアクション&コメディー映画で、第1作がヒットした後、2作目&3作目が続けて制作されている,のだとか。
前科持ちの若い科学者たちが警察と組んでドラッグの摘発を進める、という物語です。
もう1作は、DVの夫から逃れて、ローマからトリノに来た母と息子、彼らを支える親友や近くの人々のお話。
中々の秀作で、秋には岩波ホールで「はじまりの街」というタイトルで一般公開されることが決まったそうです。
映画祭に合わせて、監督や一部の俳優も来日して、映画の後トークセッション、Q&Aなども行われます。
ステージに立っているのは、「はじまりの街」の監督のイヴァーノ・ディ・マッテーオです。
こちらは「いつだってやめられる」の主演俳優。名前は・・・すみません、忘れました。
映画の合間の監督3人によるトークセッション。ピエルフランチェスコ、シドニー・シビリア、フランチェスコ・ブルーニの三人が、ユーモアを交えながらのトークで会場を沸かせていました。
戦後の日本では、フランス映画とともにイタリア映画が大ヒットした時代がありました。
それにに比べると今は寂しい現状ですが、ここ数年間で見たイタリア映画は、家族や人生、社会の問題点を描いた味わい深い作品が多く、日本人にも受けると思います。皆さんもチャンスがあったら覗いてみてください。
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