<イタリアならではの体験をする その2>
間もなくイタリアの世界遺産巡りも目標達成予定なので、今回の3か月間の滞在では、「イタリアならではの体験をする」事も目標にしました。
その世界遺産巡りの旅の途中に、1年ぶりに立ち寄ったミラノ。其の中央駅です。
駅前を歩いていたら、キオスクにあった有力新聞の1面に、眞子様の婚約を報じる写真が載っていました。
記事の内容な日本で報じられたものとあまり変わらず、婚約者の青年の名前や出身校、知り合ったいきさつなど、結構詳しく載っていました。
国際ニュースのページには、秋篠宮ご夫妻との写真や、皇室の姻戚関係とそれぞれの宮様たちのお名前などが分かりやすく解説されていました。
結構日本のことは記事やニュースになることも多いようです。
そのミラノでまず向かったのは中心部のドゥオモ。相変わらずの迫力と美しさです。
ドゥオモから歩いて10分、ミラノでまだ訪れていなかった代表的な美術館、ブレラ絵画館に行ってきました。
ここは名前の通り、中世から近代の宗教画など絵画が多いのですが、彫刻も見ごたえありました。
おなじみの聖母子像。
幼きキリストの顔が個性的です。
こちらは日本でもファンが増えている人気のカラヴァッジョの作品。暗い画面が特徴です。
ここは近代絵画は少ないのですが、こちらは珍しくピカソの作品。
こちらは見てすぐわかるとおり、モジリアニの作品。
近くには観光客にもおなじみのガレリアが変わらずありました。
今回の「イタリア初体験」は、ミラノにある代表的なテアトロ「スカラ座」でコンサートを楽しむことです。
ダメもとでドゥオモ前にあるスカラ座の切符売り場に行ったら、「今夜の地元スカラ座のオーケストラのコンサートなら残席がある」「7時過ぎにスカラ座の切符売り場に並べば2割引きになる」と教えてもらい、その助言に従って夕方出直しました。
スカラ座の中はとてもゴージャス!
私の席はバルコニーの2階席。ほぼ正面の良き席でした。
バルコニーと客席は、濃いめの赤と一部黄金色の内装。大きなシャンデリヤと相まってため息が出るほど美しい!
これだけで来た甲斐があったと思いました。(切符代は2割引で53ユーロ、約6千5百円)
なので滅多にしない自撮りをしてみました。
皆おしゃれをしていたので、私もスーツにネクタイぐらい持ってくればよかったと、少し後悔しました。
コンサートはスカラ座付きのオーケストラで、マーラーの交響曲を約1時間半、少しの間をおいただけで通しで演奏。
楽団員の数はほぼ100人。スカラ座はさすがに音響も良く、迫力がありました。
感動をしながら帰路についたら、途中のドゥオモがライトアップされ、また違った美しさ。
幻の世界へ誘ってくれました。
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