<サンマルコ美術館とサンティッシマ・アヌンツィアータ教会>
日本への帰国を前に、フィレンツェでまだ訪れていないサン・マルコ美術館と、サンティッシマ・アヌンツィアータ教会辺りを散歩しました。
ここはサン・マルコ。元々はドメニコ会の修道院で、ここの修道僧であったフラ・アンジェリコとその弟子たちによるフレスコ画がいっぱい飾られています。
大きな中庭。この上の方が僧侶たちの部屋でした。
中庭や廊下、食堂などあらゆるところにフレスコ画があります。
これは「最後の晩餐」?
内部の天井は木の装飾がふんだんに使われています。
フラ・アンジェリカの代表傑作の一つ「受胎告知」。
こちらは旧・図書館。
白い柱が並び、スペイン・コルドバの
イスラム風の列柱を思い出しました。
図書館に飾られていた昔の楽譜。
今も色鮮やかです。
僧侶たちの個室は3畳程度。
ここは奥の部屋があるので、上級の僧侶の部屋でしょう。各部屋にキリストの生涯を描いたフレスコ画があります。
多分16世紀ごろのシニョーリ広場。
当時の著名な僧侶サヴォナローラによる「虚飾の焼却」が行われた様子?
廊下から見た個室群。
何故か東京のビジネスホテルを思い出しました。
サンティッシマ教会が開くのが午後4時なので、それまで近くのお気に入りのカフェで一休み。
ここは語学学校の若い友人に教えたもらった所で、花屋兼台所用品&食器の店でもあり、ゆったりくつろげます。
焼き菓子が多いフィレンツェでは珍しく、特製ケーキが生クリームなどを使っていて、とてもおいしいです。
4時過ぎたのでサンティッシマ教会へ。
正面は優雅な柱廊(ロッジャ)です。
中に入るとまず中庭とフレスコ画が迎えてくれます。
教会の内部に入ると、驚くほどに絢爛豪華!
壁から天井まで全て彫刻などで飾られ、しかも色は金色がベース!
オルガン等もすべて金色。
周りのチャペルも天井までごらんのとおり。
小さなチャペルの奥にある「受胎告知」のマリア様の姿にホッとしました。
フィレンツェには、まだまだ多くの教会や美術館&博物館があります。
しばらく滞在して、ゆっくり散歩しながら訪ねるのが良いかもしれません。
帰国を前にした私には、とっても「満腹」な日帰り旅行でした。
フィレンツェには、まだまだ多くの教会や美術館&博物館があります。
しばらく滞在して、ゆっくり散歩しながら訪ねるのが良いかもしれません。
帰国を前にした私には、とっても「満腹」な日帰り旅行でした。