2017年7月10日月曜日

ロンドン郊外の宮殿 ハンプトン・コート・パレス

 <中興の祖・ヘンリー8世は、”秀吉”に似ている?>


 ロンドン二日目の朝はホテルの近く、駅前にある「ポール」というフランス系のパン屋さん&カフェで。
 コーヒーが大きなポットで、ミルクが別。これだけでおなか一杯になりそう。

 まずは地下鉄でワーテルロー駅へ。
 国鉄の郊外電車に乗り換えて約30分、
 ハンプトン・コートに着きました。

 駅には日本語の案内もあり、川の向こうに宮殿が見えました。

 ここは元は枢機卿の住むところでしたが、権力者ヘンリー8世が気に入って、自分が住むようになったとか。

 建物も素敵ですが、庭園が花いっぱいで美しいことで知られています。


 これがヘンリー8世。後に、スペイン王室の血を引く妻と別れて、若い王妃を迎えようとして、カトリック教会と対立。自分の思いのままになる「イギリス国教会」を作ってしまったとか。

 愛情が深いのか? 自分勝手なのか?
 評価が分かれるところですね。
 なので今でもイギリスは、カトリックでもプロテスタントでもない国教会が王室の宗教なのです。

 宮殿の中の1室。
 ここは近衛兵の部屋で、武器が美しいデザインで格納されています。


 もちろん、タペストリーや絵画、家具などもい1級品ぞろいです。

 この宮殿の売りは美しい庭園です。
 
 噴水や池が効果的に配置されています。

 この7月初めは一番花々が綺麗な季節とか・・・・

 通路の覗き窓からも、綺麗に見えるように設計されていました。

 なかには自然な感じで花が咲いているスペースもありました。

 この庭園の奥では、フラワーショーが開催中で、花や園芸の好きな人々が大勢、カートを引きながら歩いていました。
多くの花や種、鉢が販売されているようです。

 館内のカフェで一休み。
 昼食を兼ねてアフタヌーンティーで。

 下のサンドイッチから、真ん中はスコーン。
 上の段はチョコレートケーキ。
 これにたっぷりの紅茶でおなか一杯になりそうです。

 花と宮殿の姿がマッチして、とても素敵な空間でした。


 帰りがけの地下鉄の通路で、日本のアニメ「この世界の片隅で」のポスターを発見。

 海外への日本文化の浸透ぶりにも驚きました。

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