<日中がやたら長い夏、野外イベントが目白押し!>
ルネッサンス時代の建物が残されたフィレンツェでは、伝統的な祭り・イベントも盛んです。
その一つが古式サッカー「カルチョ・ストリコ」。
ボールも持って走れて、相手ゴールに蹴っても投げてもいいから入れれば良い、というルール。「得点を防ぐためなら、殴り合いつかみ合いもあり」という、誠に荒っぽいスポーツ&格闘技です。
市内の4地区ごとにチームがあり、その決勝戦を前に市民による伝統衣装の人々と、応援団の行進が始まりました。
騎馬や、槍、楽器を持った行進が続きます。
こうした行進は、他の春夏の祭りでも見られます。
フィレンツェの人々は、こうしたことが大好きなようです。街並みによく合っています。
こちらは、これから決勝戦の「ブルー」チームの応援団。
皆マッチョだったり、タトゥーをして、少々怖い感じ・・・
後に続く応援の女性たち。
こちらも目線が少し「いっている」感じですね・・・
到着したシニョーリ広場で気勢を上げましたが、夕方テレビで試合を見たら、白チームに負けていました。
毎年この時期の市民の楽しみは6月23日、フィレンツェの街の聖人、サン・ジョバンニの日に行われる花火大会です。
日没が遅いので、花火が始まるのは午後10時。
アルノ川沿いに市民が集まります。
花火はアルノ川沿いの高台にあるミケランジェロ広場から打ち上げられます。
花火の種類、デザインは日本のとそれほど変わりませんが、「情緒」より「迫力」を楽しむ感じです。
打ち上げ時間は約30分。
集中して3か所から次々に上がります。
音も間近に感じ、迫力があります。
そのアルノ川には、川に沿って公園が続いていますが、そこに夏だけの野外レストラン&バールが開かれます。
特製ハンバーガーや魚のフライなど、色々なテント&屋台が出店して、市民たちがビールやワインと共に楽しんでいます。
川の向かいにも京都の床のように、いくつかの大きな店があり、音楽の演奏が聞こえてきます。
フィレンツェの人々は、日没が夜9時過ぎという「長い日長?」を色々な形で楽しんでいます。
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