2017年7月20日木曜日

ボローニャ近郊の小さなアートの街

  <ドッツァは城と、アートいっぱいの町>


 イタリア北部、ボローニャの近郊にドッツァという小さな町があります。
 ここは街中の家々、壁、門などすべてが画家たちに開放されて、多くの絵が描かれていることで知られる「アートの街」として、一部の人には有名です。

 門をくぐると早速見えてきました。

 右の建物は役場、真ん中は回廊、左は時計塔です。

 脇道に見えた絵が個性的です。

 うまく家のドアを取り込んでいます。

 こちらも元々あった窓がデザインの一部です。

 画家は世界中からやってきていて、どこかに日本の画家の作品もあるとか・・・・

 壁の絵は、人物画もあれば、デザイン的なもの、動物を描いたものなど様々です。

 絵と、窓際の花々が相まって綺麗です。

 この町の中心部は丘の上にありますが、その丘の一番上に城があります。現在その一部が美術館になっています。

 ここの4階が回廊になっていて、周囲の美しい景色が360度、展望できます。

 小麦畑や、葡萄畑、オリーブ林など、幾つもの作物の畑がモザイクのようで、とてもきれいです。

 トスカーナの農園に負けない美しさに感動しました。

 しかも訪れる観光客はほんのわずか・・・・

 美術館ではイタリアの有名な画家3人の作品展が開催中でした。

 それぞれの作品がとても個性的で、ゆったり鑑賞できました。

 この絵を描いたパウロ・スカルパさんだけが故人で、ほかの二人は現役とか・・・・

 


 町で一番おいしいというリストランテ。裏庭に面したところで赤ワインと、チーズの盛り合わせ。

 チーズはペコリーノ含めて5種類。

 右はピアディーナという薄焼きの何のようなもので、暖かいうちに食べました。。

 ここの一番人気のタリヤテッレ・ラグーも勿論美味でした。

 こうしてみると、イタリアにはまだまだ美しい町、村があることを思い知らされます。
 イタリア滞在も後2週間足らず。一抹の寂しさも感じました。

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