<ゴッホ美術館と国立ミュージアム>
アムステルダムの2日目の朝。トラム(路面電車)の停留所が運河の橋の上にあります。朝の運河は誠に静かです。
「アイ・アムステルダムカード」と言う1日周遊券を購入し、午前はゴッホ美術館、午後は運河クルーズと国立ミュージアムを回ります。
ゴッホ美術館の辺りは色々な中小の美術館があります。
ゴッホ美術館は人気があり、インターネットで予約した人が優先なので、予約してないと1時間近く待たせされます。
欧米の美術館の多くが、フラッシュさえたかなければカメラの撮影OKなのですが、ここは禁止。
撮っていいのは、こうしたデザイン物だけでした。
でも中には代表作の「ひまわり」「黄色い家」など、油絵だけでも200点余りがあり、「目」はしっかり楽しめました。
アムステルダムカードには市内運河クルーズ代も含まれているので、予定を繰り上げて先に乗り込みました。
約1時間半のコースです。
途中で英語&オランダ語などでガイドあり、見どころでは停船してくれます。
眺めは良いのですが、この日は最高気温が30度近くあり、日差しも強いので船の中はカナリの暑さでした。
下船後、昼食はポテトと野菜をつぶしてソーセージと共に食べる「スタムポット」。
日本人には優しい味で受けるかも?
昼食後は近くの「屋根裏教会」へ。
オランダは早くに宗教改革が進み、今も新教の国になっています。
そのためカソリックは弾圧され、「隠れカソリック」状態になり、信者達は外から見えにくい普通の家の中にカソリック教会を作りました。
その一つがこの屋根裏教会です。
階段を上がる途中は小さな家と変わりませんが、上の階に上がると、そこは立派なカソリック教会でした。
午後は国立ミュージアムへ。
中世から20世紀までのコレクションがありますが、注目はレンブラントとフェルメールの作品でしょう。
「夜警」などの一連の作品が圧倒的な迫力がありました。
世界で30数点しかないフェルメールの作品も4点展示されています。
代表作の一つ「牛乳を注ぐ女」。数年前に来日していますので、日本でご覧になった方も多いのでは?
ここはすべての作品がまじかでゆったり見られて、感激しました。
ゴッホも撮影はOK.
こちらは晩年近い自画像。
風景画も含めて数点展示されていますので、ゴッホ美術館で撮影できなかった人にはお勧めです。
夕暮れ時になると、アムステルダムの人たちの「ビールタイム」。
「ブラウンカフェ」と呼ばれるビール居酒屋で友人たちと軽く一杯やり始めます。
お店にはオランダだけでなく、ベルギーのビールも結構入っています。
アルコール度数は4~10%ぐらいまで幅があり、味や色合いもフルーティだったり、白、茶、黒っぽかったり、様々です。
通りに面したインドネシア・レストランで夕食。オランダはかつてインドネシアを植民地にしていた関係で、今も多くの料理店があります。
ライスと野菜&チキン、牛肉の煮込みなどで満腹。しかもオランダ料理より安めでした。
夕食が終わって夜9時過ぎ。
それでもまだ日が落ちません。
日没は午後9時45分ごろだそうです。
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