<年に一度 自慢の庭を無料で公開>
毎年5月の第3日曜日辺り、フィレンツェ市民の楽しみの一つが、個人の庭園の一般公開です。
しかもすべて無料。大きなところはボランティアガイドが説明してくれます。
解放されるのは市内数十か所ありますが、この春、まず私が訪れたのは、私が通う語学学校の近くにあるこの庭園です。
アルノ川沿いの藤棚の美しい邸宅で、前から一度中の覗いてみたかったところです。
今はもう藤の花は終わっています。
中は新緑で、落ち着いた雰囲気でのんびり寛いでいる人もいました。
バラの花や紫陽花もあり、ステキなところでした。
こちらは学校の斜め前のお店の裏手の庭園。
ここは伝統的な薬草を生かした、日本や中国の「漢方薬局」に似た「エルボリア」の店の一つです。
薬や香草、石鹸など、様々な香りの製品が製造販売されています。
フィレンツェには「サンタ・マリア・ノベッラ薬局」という、日本にも支店を持つ有名なところがありますが、ここも元貴族が運営しているとか?
機会も見て、ここの製品を試してみたいと思いました。
こうした庭園開放は毎年行われていて、言わば市民のための「庭園開放ボランティア」です。こういう市民文化は日本も参考にしたい、良い伝統ですね
この日は気分も良かったので、前から気になっていた、駅からもほど近いトラットリア「マリオーネ」ヘ。
間口は狭いのですが、奥は意外と広く、地下の方にも客席あり、落ち着いた雰囲気でした。
前菜やポルチーニ茸のパスタなど、味もサービスも満足できて、値段もリーズナブル!
今まで行った店と比べても、3本指に入る良き店でした。
また、隣に座ったマルケ州のご夫婦ともお話しできて楽しい時間を過ごせました。
またぜひ訪れたい店です。
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