2017年6月25日日曜日

20歳の友との再会&巨大壁画の市庁舎

 <ノルウェーの家に訪問&ボート初体験>


 フィレンツェの語学学校には世界中からイタリア語を学びに生徒たちがやってきてます。

 中でも人口的には約500万と小国ながら、北欧・ノルウェーからも生徒が沢山いて、そのうちの一人、オスロ郊外に住む20歳の大学生イングリッドが自宅に招いてくれました。







 オスロの中心部からバスで約30分、入江を見下ろす高台の一角にあり、地下一階、地上2階の綺麗な家です。




 
 この辺りに住む人は皆ボートを持っていて、釣りをしたり、クルージングを楽しんでいるとか。








 イングリッドのお父さんもその一人で、自慢のボートで、約1時間半、湾内1周してくれました。

 かれはソフトウェアの技術者で、タイで日本車の工場のシステム開発に携わったこともあるとか。

 ちなみにボートはイタリア製で、モーターは”スズキ”製でした。







 ボートはゴムボートクラスから、中型ヨットまで様々です。










 お父さんがビール好きで、小さな缶ビールまでサービスしてくれました。









 湾内なので風も弱く波も穏やか。

 夕暮れ(夜8時から9時過ぎ?)の海は一段と美しく感じました。







 ボートにはしっかり、ノルウェーの小さな国旗が付けられていました。
 皆さん、自分の国や街を愛しているのですね。




 夕食は、余り料理は得意ではないと言うイングリッド特製の”手作りピザ”。
 ピザ専用のフライパンのようなもので焼いたのですが、これが結構美味。
 イタリアのワインと共に美味しくいただきました。





 料理を待つ間、私とお父さんはダーツに興じました。
 
 何とお父さんは、2回目で見事ど真ん中に命中させました!






 いつもやっているとはいえ、ど真ん中は珍しいらしく、本人も大喜びでした。










 この日も日没は午後11時過ぎ。

 金曜の夜だったので、近所からもロック音楽が聞こえてきたり、オスロでは野外コンサートが開催されたり、”夏の日長”を皆さん楽しんでいるようです。




 ノルウェーの人々は、近代的&合理的な一方で、自然環境を大事にしたり、ともに共存する道を選んでいるようです。










 翌朝、ベルゲンまで長い列車の旅が午後からなので、ホテル近くのオスロ市庁舎に行ってみました。





 ここはノーベル平和賞の授賞式が行われるところで、巨大な壁画が有名です。

 市庁舎の1階、2階が壁画と絵画のスペースです。







 









 壁画は圧倒的な大きさで、ノルウェー市民の歴史や暮らしが描かれています。

 間近でみても、そのパート、パートが美しく、とても感動しました。






 




 こちらはノーベルと平和賞授賞式の写真です。
 ノルウェーは今も王政で、日本の皇室とも往来があります。







 お昼は、オスロ市内の大衆食堂ぽい、ノルウェー料理のレストランへ。

 ノルウェーらしい料理といえば、この干しタラの料理。昔長い航海に出たバイキングなどが、船内食として食べたものだそうです。









 もう一つは豚のステーキ。大きなポテト、キャベツや玉ねぎの酢漬けが添えられていて、この一皿でお腹一杯でした。

 ビールはすっきりとしたピルスナー系で、ノルウェーではどこで飲んでもおいしかったです。

 次はノルウェー二番目の都市、フィヨルド観光の拠点のベルゲンに向かいます。

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