<ブリューゲルの絵が楽しい!>
ベルギーの旅の締めくくりは、街の中心・王宮の近くにある「王立美術館」です。
ここは古典、世紀末、現代、そしてベルギーの現代美術を代表する作家のマグリットの美術館など6つの総称です。
まずは、ルーベンスやブリューゲルの名作の待つ、
古典美術館へ。
この美術館は名画を間近でみられるので、描かれた多くの群像のそれぞれの個性的な表情や仕草が良くわかります。
これはブリューゲルの傑作のひとつ「ベツレヘムの戸籍調査」です。
こちらもブリューゲルの作品。
一人一人がいい味を出しています。
世紀末にはダリの作品もあります。
ベルギーは古典だけでなく、現代のアーティストの展示、発掘に力を入れているようです。
マグリットの作品は、デザインからシュールリアリズムまで幅広く楽しめます。
ピカソの描いた「男」。
こちらはゴーギャンの作品。タヒチを描いた絵とはかなりタッチが違います。
世界に広がる彫刻家ロダンの「考える人」のシリーズの一作もありました。
日本でもすっかりおなじみになったチェコ出身の画家「ミュシャ」の優しい絵も・・・・
この美術館は、上は3階程度ですが、地下は7階まであり、エミール・ガレのガラス工芸品も結構ありました。
王立美術館は、急いで回っても3時間は優にかかります。
この辺りは、ブリュッセルでは珍しく高台になっていて、ロワイアル広場を見下ろせます。
広場を横切って下町へ進むと、タンタンのイラストのあるキオスクなどがありました。
この日の昼食は行列のできたサンドイッチ屋さんで。前のテラスで、ビールと共に美味しく食べました。
バゲット半分に、ハム、チーズ、各種の野菜などをトッピングして、結構なボリュームと味でした。
すぐ先のグランプラスでお土産を購入して、ベルギーに別れを告げました。
オランダ、ベルギー共に、物価は心配したより高くなく、ビールもおいしく、また訪れたい国でした。
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