<朝から”お得な”植物園とムンク美術館>
ここはオスロの中央駅前で、メトロ、バス、トラムの発着点です。1週間の旅の始まりです。
ノルウェーにやってきたのは45年ぶり!
初めての旅はまだ22歳になったばかりの大学生の時でした。
着いたのがもう夜7時(とは言っても明るいのですが)だったので、駅近くのベトナム料理店へ。
ノルウェーはとても物価が高く、地元料理の種類も限られているので、タイやベトナム、インドなど、アジアンテイストの料理店はノルウェー人にも人気があります。
ここもその一つ。
春巻き添えのフォー。味も以前にハノイで食べたのに似ていて、美味しかったです。
ただノルウェーはアルコール系の飲み物に冷たく、夕方6時以降はスーパーなどでも販売禁止。レストランでは小瓶1本が千円以上します。
ムンク美術館が開館するまで1時間近くあったので、その向かいにある植物園(研究施設)でお散歩しました。
これが拾い物!各種の花々がいっぱい咲いていました!
園内には池や小川もあり、絶好のウォーキングコースです。
それぞれの花や木々には名前も表示されています。
後でノルウェーの友人に聞いたら、「その植物園は知らない、行ったことがない」 と言われました。
素敵なところに、誠に良き季節に偶然出会えてラッキーでした
朝10時、ムンク美術館の開館です。
公園内にひっそりとあります。
ここは1963年、生誕100年を記念して開館しました。
ムンクは死にあたって、手元にあったすべての作品をオスロ市に寄贈したとか。
有名な「叫び」は国立美術館にありますが、ここにはその他の膨大な量の作品を収納しているとか。
ここから外国への貸し出しも多いそうです。
初期のころの作品は風景、人物共に「まっとう」な印象ですが、晩年になるほど「個性的」描き方になってきます。
こえおも表情が「叫び」と通じるところがありますね。
姿が亡くなった母と姉に似ているような・・・・
こちらは珍しい版画の作品です。
ここの美術館の一番人気の作品です。
ムンクの自画像です。
少年時代に母と姉を相次いで病気で亡くし、彼も病弱で、精神的にも追い詰められていたそうです。
そんな中から、「叫び」をはじめとする彼の傑作が生まれたのですね。
ここでは、有名な名作は少なかったのですが、多くのタイプのムンク作品に出会えました。
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