2015年11月4日水曜日

イタリアで漫画見本市は大賑わい

  <城壁の街・ルッカで漫画&コミック見本市>


 今回は、ボローニャ在住の漫画家&作家の市

口桂子さんのお誘いで、フィレンツェから列車で

1時間ほどのルッカという町で開かれる「コミック

&ゲーム」見本市に行ってきました。

 見本市は10月29日(木)~11月1日(日)ま

での4日間開かれました。

 このイベントは1966年から40年近い歴史

があるそうです。

 ルッカは人口が約9万。中世の面影をたっぷ

り残した、高さ約12メートル、周囲約4キロの高

い城壁に囲まれた街で、前から一度訪れたかっ

た所です。

 門をくぐると、あちこちにコスプレをした人たち

があふれています。しかも若い人だけではあり

ません。駅のトイレで着替えているママは、表に


十代後半の息子を待たせていて、着替えが終

わると家族一同を引き連れて歩いていました。

こうした熟年でコスプレにはまる人を「スティー

ム・パンク」と呼ぶそうで、会場のあちこちで楽し

んでいました。

ルッカの旧市街全体が会場になっていて、イベ

ント会場として、中に90のテント

が設けられていました。



 入り口近くではコスプレ用の衣装や銃剣など

が売られています。

 模造の銃剣、中世の騎士風の衣装は何十ユ

ーロかで購入できます。

 でも慣れた人は会場入りから身に着けて門を

くぐります。







 会場のテントの中で一番人だかりがあったの

が日本の漫画やアニメの関連グッズ(ポスタ

ー、単行本、DVDなど)で、皆嬉しそうな表情で

買っています。









 
 ここは漫画家たちのサインコーナー。人気の

漫画家から絵やサインをもらえるとあって大変

な人数が並んでいました。


日本の「漫画&コミック」は、いわば特別扱い


で、街の中心から少し歩いた広い公園を借り切

って「ジャパン・タウン」と名付けられて10数個

のテントが設置されています。




  コスプレの方も日本風?で、浴衣を着たり、サムライ風、

暴走族風、それに女子高校生風ありで、かなり盛り上がっ

ています。
                     
 
 浴衣の着方については、日本の女性たちから「是非着付

けを直したい」との声が上がりそうですが・・・・・














 今のイタリアの中年世代は「アタックナンバー

1」、20代は「ドラゴンボール」などで育ったと

か。
 
 フィレンツェへの帰りの列車で向かいの席に

座った20歳の大学生は、会場で買ったフィギュ

アや本を大事そうに抱えていました。来年友人

たちと日本に行く計画だとか。





 ルッカは、ドォーモやトッレ(塔)が幾つもあり

ます。

 ピサとフィレンツェに挟まれて観光客にはあま

り知られていませんが、見どころ一杯の街で

す。なにしろ周囲4キロの街なので、歩きで全部

回れます。





 昼はボローニャ在住の漫画家&作家の市口

桂子さん夫婦と街中のリストランテ「イル・クオ

ーレ(愛)」で待ち合わせて食事。

 他にも画材会社の方や、日本からいらした漫

画家の方も集まり、賑やかな昼食となりました。

 左のがカミさんの食べたポルチーニのタッリャ

テッレ(太目の平麺)。




 私の方は珍しさにひかれて、アナトラ(アヒ

ル)のラグーソースのパスタ。

 意外とさっぱりしていて、ちょっとうどんに似た

食感の麺とも合い、美味しく頂きました。









 旧市街の教会の一部を使って、若手漫画家た

ちのトークセッションも行われ、市口さんがゲス

トとして参加していました。市口さんは日本で

「アンドレアといっしょ」という単行本を間もなく出

版するそうです。

 イタリアでは、車や電気製品だけでなく、日本

の漫画&コミックスなどにも大きな関心と、一部

日本への憧れもあることをしっかり感じて会場

を後にしました。

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