2015年12月7日月曜日

ハプスブルグ家の街・ウィーンはやはり美しかった! その3


*パリのテロ事件からまもなく1カ月。ヨーロッパ諸国は皆警戒を強めています。フィレンツェでも市の警察が外国人(移民系)の職務質問を強めたり、観光拠点では自動小銃片手のカラビニエーリ(国家警察)が巡回している姿が目立ちます。
 こちらの知り合いでも、飛行機の予約を取った人は予定通り旅行したりしていますが、中には旅行を取りやめた人もいます。テロ事件が世界に与えた影響は大きなものがありますね。

 < ウィーンは世界的な美術館&博物館がいっぱい >


 ウィーンには王宮や博物館&美術館、音楽ホ

ールなど、訪れたいところが山のようにあります

が、中でも代表的なのが、リンク沿いにある「美

術史博物館」です。

 「ウィーンで一つだけ見るならここ」いわれるほ

どで、工芸品も沢山あるので「博物館」と言われ

ますが、ラファエロ、フェルメールなど、世界の

名画がいっぱいです。



 中でもブリューゲルのコレクションは世界最多

で、有名な「バベルの塔」「農民の婚礼」など、

見ごたえある作品が目白押しで,,

感激しました。
 








 最近日本で一番人気のフェルメールの作品で

は「絵画芸術」がありました。

 フェルメールは光の表現が独特ですが、これ

は全体の雰囲気が気に入りました。

 ヨーロッパの美術館の多くが「宗教画」が中心

なのに比べると、この美術館は日本人に分かり

やすい作品が多く、見学時間が長く必要です。


 こちらは皆さんにおなじみのラファエロ。

 同じ「宗教画」とはいっても、ラファエロの「聖

母子」はとても眼元がやさしく、他の作家の「聖

母子」とは違うことが、素人の私でも分かりま

す。


 





 私の記憶では、2,3年前に東京の新国立美

術館で、このウィーン美術史博物館展があった

かと思います。

 その時の目玉の一つが、このベラスケスの描

いた「マルガリータ王女」でした。

(何枚か似たような感じの王女の絵があるので、どれが”来日”したのか私には特定できませんでした)



 そして、この独特の個性的な顔はイタリア・ミ

ラノ出身?アンチンボルトの作品です。

 16世紀半ば辺りの作品ですが、後のピカソな

どにも通じる”芸術性”を感じました。

 ここは大きな部屋だけでも30位あり、ゆっくり

見ていたら1日中でも足りません。ガイドブック

などを片手に、当たりを付けて回った方がよさ

そうです。





 夕食は、「ヴィナー・シュニッェル(ウィーン風カ

ツレツ)」で有名な、シュテファン寺院近くの「フィ

グルミュラー」にしました。

 本店は小さくていつも混んでいるので、歩いて

約1分の支店で食べました。

 ここも中々趣のある古い建物です。







  写真の手前がそのウィンナー・シュニッツェ

ル」です。直径が25-30センチ位あり、下のお

皿が隠れて見えません。

 肉が薄いので、何とか二人で平らげました

が、食の細い人には不向きかも?







 もう一つ、私たちが注文したのは「ホウレンソ

ウの団子&バターソース」。

 カツが意外とさっぱりと食べられたのに対し

て、ホウレンソウの団子はとてもこってりとした

味わいでした。








 シュテファン寺院周辺は、いわばウィーンの銀

座か渋谷のような繁華街で、大勢の市民が散

歩や買い物を楽しんでいました。

 街ではクリスマスの飾りつけが始まっていまし

た。








 
 夕方に入ると、シュテファン寺院も御覧のようにライト・アッ

プされてとてもきれいでした。

 市民たちの何人かは、屋台で「グリュー・ワイン(赤ワイン

にシロップ、ハーブなどを加えた暖かい飲み物)」を屋台な

どで購入して歩いていました。











 
 翌朝、ウィーン最後の朝食は、やはり名門カフ

ェで取ることにしました。

 フィレンツェの語学学校に通っていた二人の

オーストリア人女性が、ともに推薦してくれた「ラ

ントマン」です。ホテルからも市庁舎からも歩い

て、2,3分の便利な所にありました。





 中は、エリーゼ同様に落ち着いた内装、ソファ

ーで、外の通りを眺めつつ、ゆったりとコーヒー

が楽しめました。窓際はすでに常連さんの予

約でいっぱいでしたので、控えめに中の席へ。

 カフェはこの後、ランチセット、午後のカフェ、

そして軽い夕食タイムと、時間帯で表情&お客

さんを変えていきます。





 この店はオリジナルケーキがことのほか美味

しく、持ち帰り客が多いのです。

 そのためトルテの数も多く、私たちも朝食用の

トルテの選択に悩みました。









 これはカミさんが選んだ「カフェ・モーツァル

ト」です。

 ピスタチオ入りのクリームやチョコレート・クリ

ームが独自のアレンジで楽しめます。

 名物のザッハー・トルテと両方食べたカミさん

によると、味わいは重くなく,美味しさは同じぐら

いだとか・・・・




 芸術の都・ウィーンの締めくくりは、10以上の

美術館やギャラリーが集まった「ミュージアム・

クォーター」に行きました。

 ここもリンクの近くにあり、お土産屋さん、カフ

ェ、レストランなども充実しています。

 ここは近代&現代の美術の殿堂です。






 中でも人気があるのは、この白い建物「レオ

ポルド美術館」です。

 ここはクリムトやエゴン・シーレなどの、ウィー

ンの近代&現代を代表する作家のコレクション

で知られています。

 







 今回私が一番惹かれたのは、シーレの作品

群です。(カミさんは元々大ファンだったと

か・・・)

 表情がいたずらっ子の様でもあり、日本のア

ニメ「ドラゴン・ボール」の主人公にもどことなく

似ているような・・・・(悟空とか?)






 ここでは、日本では余り紹介されていない、エ

ゴン・シーレの油絵の作品群も紹介されてい

て、魅力的でした。

 ウィーンは歴史、音楽、美術から食べ物に至

るまで、とても「大人」で、まさに「成熟」という言

葉が似合う街でした。





 「ウィーン(ヴィエーンナ)」は、オペラやウィーンフィルのコンサートに合わせて、是非もう一度訪

ねたい「清潔」で「美味しい」街でした。




































































































































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