2016年2月13日土曜日

ヴェネツィアのカルネヴァーレ! その1

 <誰でも仮装したくなるカルネヴァーレ>

イタリアで「暮らす」良さの一つが、祭りなど季

節の最上の時に各地の街を訪れることが出来

ることです。

 今回は、10年ぶりにヴェネツィア、しかもカル

ネヴァーレの時に訪れました。


 今回は1泊2日の予定で、カルネヴァーレの

最終日と、その前日の2月8,9日の旅です。

 相変わらずヴェネツィアの海に浮かぶ教会

と、ゴンドラ、そしてヴァポレット(水上バス)など

の織りなす風景は素晴らしく、シャッターを押し

ながら、ため息が出るほどです。




 ヴァポレットの1番線に乗ると、市内の中心部

の主だったところを船から眺められるので、ヴァ

ポレットは、便利な「足」としてだけでなく、観光

にも有効な乗り物だと思いました。









 ヴェネツィアのカルネヴァーレは、戦いに勝利

した1162年から始まったという説があるほど

歴史は古いそうです。

しかし18世紀末、ナポレオンがヴェネツィアを

占領した際に、市民たちの便乗しての反乱を恐

れたのか、休止にされたそうです。






 その後イタリア政府の後押しと地元の要望

で1979年に復活し、年々世界中から観光客

がやってくるようになったそうです。

 現在は毎年約300万人が来訪しています。

 祭りの主役は、この仮面をつけた市民と、世

界各地からやってきた観光客です。





 メイン会場のサンマルコ広場の近くには、貸

衣装屋さんや、化粧屋さん?がテントや椅子を

並べていて、お客さんたちを華麗に変身させて

います。

これは「仮装」について、お互い情報交換して

いるルネッサンス期の衣装の人たちの井戸端

会議のようです。






 カワイイこの子たちはお化粧なし「すっぴん」でOK。

衣裳のみ用意したようです。
















 せっかく化粧&衣装を整えたからには目立ち

たいもの。見ていると、多くのカメラマンを引き

付けている人は場所選びが上手です。

 この人はサンマルコ広場の階段脇の高い台

に乗ってポーズをとっていました。







 此方の方は私と同じ水上バスを待合室で待っ

ていました。

 体型の感じが日本の演歌歌手の天童よしみ

さんにそっくりで、思わずパチリ!









 ヴァポレットでは前の席に座った彼女の後ろ

が私の席で、私が多くの人の写真の背景に映

ってしまったようです。

 後ろから見ると「小林幸子さん似」かも?









仮装している人は、友人同士、親子連れ、ご

夫婦、親子三代など様々。皆さんこの一時を心

底楽しんでいるようでした。

 中には男同士のカップル?もいました・・・・








 カルネヴァーレの時は、ヴェネツィアの街中が

会場ですが、中でもサンマルコ広場の辺りが

様々なイベントの中心です。広場のステージで

は有名オペラ歌手の歌、ホールではクラシック

のコンサートが開かれていました。

 最終日前のこの夜は10時ごろまで、花火が

このあたりから打ち上げられていました。

 


 このカルネヴァーレの時はヴェネツィア本島の

ホテルの値段がとても高いので、私たちは隣の

リド島にホテルを予約し、水上バスで夕方移動

しました。約15分でスムーズに到着。

 リド島は車も人通りも少なく、とても静かな島

でした。





 ホテルで近くのお勧めのレストラン「グラン・ヴ

ィエーレ」(大通り)を教えてもらいました。

 魚介類のパスタは、珍しくカニ肉入りで、他に

エビやアサリも添えられた濃厚版。

 こちらの「フリット・ディ・マーレ」は、赤貝、イワ

シ、カレイ、キスにイカのフライなど。お値段も

手ごろで満足しました。



 レストランのからの帰りに寄ったパステッチェ

リーア(菓子屋)で、クリームパイとチョコレート

ケーキを購入しましたが、二つで3ユーロ(約4

00円)と安くて美味しく、リド島の印象度がまた

アップしました。

 まだたくさんお見せしたい写真があるので、そ

れは次回に・・・・・・・


















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