2016年3月21日月曜日

迫力!アテネのパルテノン神殿 !

<新婚旅行以来、38年ぶりのアテネ>

 ギリシャ旅行は,38年も前に新婚旅行でアテネ

と近くの島への日帰りクルーズで2日滞在した

だけだったので近くのイタリアにいるうちにと再

訪しました。

 ギリシャはイタリア文化の源流の国でもありま

すし、エーゲ海の島にも行きたいしということ

で・・・・




 ローマ空港からアテネまで約2時間。国内とあ

まり変わらないフライト時間で、あらためて距離

の近さを感じました。

 中心部近くのカフェからギリシャの伝統音楽ら

しきものが聞こえてきたので入ってみたら、4人

組のバンドが歌って演奏し、時にお客さんが踊

り出すという楽しい所でした。




 マンドリンやバイオリンに似た独特の楽器で、

トルコ辺りから来たものでそうです。
 
 ギリシャのビールと赤ワイン、羊と野菜の炒め

物など軽めの食事で。意外とギリシャのビー

ル(アルファ)も軽くて美味しかったです。

 ギリシャは15世紀ごろから20世紀初頭まで、

イスラム教国のトルコの支配を受けていて、今

でもその文化の影響が残っています。



 東京でいえば「銀座」辺りの商店街の一角に、

古くて小さなキリスト教会がありました。下は半

地下式で、恐らくイスラムからの迫害を避けた

秘密教会の名残では?と推測しました。

 他にもこのような半地下式の教会がアテネの

中心市街地で散見されます。






 今回拾い物だったのがギリシャの「お菓子」。

どれも安くて美味しくて感激しました。














 翌朝、早速地下鉄でアクロポリスの丘、パル

テノン神殿へ向かいました。

 神殿周辺はあちこち修復中で、登り口は一つ

だけ。大回りして登りました。

 それにしても高い壁。自然の崖を利用して、高

さ4,50メートルは有ります。






 丘のふもとにある劇場跡。ローマ人の劇場好

きの源流がギリシャにあることが良くわかりま

す。












 階段や坂を数分上って、ようやくパルテノン神

殿が見えてきました。青空に映えてとてもきれ

いです。

 今の時期はギリシャ観光もシーズンオフです

が、ここは世界中からの観光客で一杯です。








 昔の記憶では神殿の柱はもっと壊れていまし

たが、現在は7割ぐらいは修復されているようで

す。現在もこの後ろの方で骨組みを組んで工事

中です。










  このアクロポリスの丘自体がとてもきれいなのに加え

て、見晴らしも抜群なので、何時までもここにいたい気持ち

になります。

 















 他の丘の上にも神殿跡、教会跡らしきものが

見えました。

 アテネの街を3千年から2千5百年以上、見守

ってきた丘なのですね。










 この丘を下りたところに、ギリシャ五輪に合わ

せてできたらしい「新アクロポリス美術館」があ

ります。


 ここは遺跡の発掘現場の上に作られたもの

で、展示の仕方が”現代風”だそうです。







 遺跡の上をガラスで覆ったり、その上を歩け

たり・・・・慣れるまで少し怖い感じです。














 展示してある彫刻も、壊れて外れた頭や顔を

御覧のように吊るして組み合わせて、元の姿が

イメージしやすくなっています。












 こちらも後ろのレリーフと一体になっていて、

頭や体の一部が無くても、おおよその姿はイメ

ージできました。

 見学を終えて少し物足りない感じがしました

が、ギリシャの貴重な彫刻や出土品の多くが、

国立考古学博物館にあると聞いて、後日立ち

寄ることにしました。




 中心街の広場に戻ったら、何やら民族音楽と

昔風の衣装の一段と遭遇。

 聞けば、明日友人の結婚式だとかで、親戚・

友人一同が会して、街をねり歩くのだそうです。












 音楽・楽器の構成は昨夜のバンドと似た感じ

で、中央の人が持つヴァイオリン風の楽器が抒

情的なメロディーを奏でていました。











 男の人たちの衣装もどことなく中近東や東ヨ

ーロッパ風に見えました・・・・

 それにしても昨夜のバンドと言い、今回と言

い、ギリシャの伝統文化を垣間見られてラッキ

ーでした。







 夕食はタベルナ(レストラン兼居酒屋)が集結

する「プラカ」地区へ。

 東西南北数百メートルのほとんどの店がタベ

ルナです。あいにくの雨と時間も早かったせい

で、人通りもまだ少ない感じでした。









 手前の左が「タラモサラダ」、右が「ムサカ」、

奥が小魚(イワシ)のフライです。

 ビールやワイン含めて二人で30数ユーロで

すので、イタリアよりも2,3割は安く感じます。

 いよいよ明日は朝早くからサントリーニ島に向

います。

























































































































































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