2017年4月11日火曜日

イタリアの名監督ヴィスコンティ

 <ヴィスコンティの名作二本立て上映!>


高田馬場にある映画館・早稲田松竹で、今週イタリアの名監督ヴィスコンティの名作の二本立てが上映中です。


 その一つが、わたしも題名だけは知っていたヒット映画で、ヴィスコンティのデビュー作「郵便配達は2度ベルを鳴らす」。
 フランスの「死刑台のエレベーター」と同様、人妻と不倫関係となった主人公が夫を殺人するも、最後は捕まるというストーリーです。
 でも原題はイタリア語で「Ossessione」で、不安とか妄想といった意味で、映画の中には郵便配達もベルを鳴らすシーンもありませんでした。
 この時代、輸入した日本の会社が日本人向けのタイトルを考えて作っていたのでしょうね。

 もう一つの映画は、シチリアの漁村が舞台の「揺れる大地」。搾取する仲買人に抵抗する若手漁師の挫折を描いたもの。
 映画の原題は「La Terra Trema」。こちらはイタリア語でも「ゆれる大地」という意味で変わりません。

 「郵便配達・・・」は、「1942年の作品」といいますから、まだ第二次大戦中の作品ですよね?
 戦時中にこうした不倫サスペンス映画を作ってしまうところが”イタリアらしい”らしいかも?
「揺れる大地」は1948年の作品。
いずれもデジタルリマスターの技術を使って修復されていて、音声も映像もかなりクリアです。

 こういった名作が雑音&映像ノイズ無しで、再び楽しめる時代になったといえそうです。

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